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執着を捨て辺境の村で人々を救い済度する


文/湖北省の大法弟子・雪蓮

 (明慧日本)私は、1995年から修煉を始めた古い修煉者です。この十数年間の正法修煉の中で、師父とともに雨や風のような道を今日まで歩んできました。偉大で慈悲なる師父が私を地獄から救い上げ、きれいに洗い、身体と心を浄化してくださり、私を返本帰真の道に導いてくださいました。どれほど人間の最も美しい言葉でもってしても、師父に対する恩を表すことができません。

 私の住んでいる町から離れた所に山岳地域があります。山々が連なっており、起伏の激しい山道です。その土地ではそれを「スズメも卵を産まない」地区だと表現しています。オリンピック前夜、ある同修からその山奥にある村に法輪功の真相を伝え、衆生を救い済度しようという提案がありました。そのときは真相を伝えることに忙殺されており、すぐには決まりませんでした。同修たちが集まって交流した結果、時間に対する執着を放棄し、急いで衆生を救い済度しに行くということでした。

 みんなは出発点を定め、正念に満ちていたので、私たち4人はそれぞれ数十部の『共産党についての九つの論評』やパンフレット、ディスクなどの真相資料を手にし、自転車をこいで数十里(中国の一里は約500メートル)離れた村に着きました。100近くある村々で真相資料を配り終えました。村を出て間もなく、後ろから二台のバイクが追いかけて来ました。乗っているのは30代の男性でした。一人は有無を言わず、大きな棒で、ある同修に向かって殴りかかり、同修は逃げて行きました。その若者はバイクのところに駆けてきて、防風ガラスを割りました。そのガラスの破片が運転手の身体に着き刺さり、血だらけになりました。もう一人の男性は携帯電話で、警察に通報しようとしました。様子を見ていた私たちは、この二人は真相を知らず、法輪功に対する共産党の憎しみに満ちた宣伝を信じきった人だと思いました。同修たちは発正念をし、彼らに真相を伝えました。「中共は近いうちに自滅し、大きな災難が訪れる。私たちが村に来た目的は真相資料とディスクを配って、あなたたちを救いにきたのです」と話し、四川大地震で多くの人が大法を信じて災難から免れたこと、善悪はそれぞれ報いに遭うという道理を話すと、彼らはすぐ理解しました。私たちは続けていくつかの村を回り、真相資料を配り終え、無事に家に帰りました。

 地元から50里近く離れた土地一帯に村があり、そこにはたくさんの犬がいました。村に着くと、まだ真相資料を配る前から犬が吠え始め、村人が集まってきたので、同修は資料を配れませんでした。皆は内へ向かって探し、恐怖心があったから、別空間の邪悪に弱みをつかまれて犬に吠えられ、衆生を救うことに妨害をもたらしたと分かったのです。私たちは恐怖心を捨てる決心をし、衆生を救い済度することを続けました。

 7月上旬のある夜、私は同修と一緒に100元を使ってタクシーに乗り、ある村に着きました。恐怖心を捨て、衆生を救い済度することに集中し、6、7つの村を回りました。300〜400部の真相資料を配り、たくさんのスローガンを貼りました。でも犬は吠えませんでしたし、追いかけてきて妨害する人もいませんでした。

 また、ある同修と一緒に、十数里離れた村に真相資料を配りに行きました。村の真ん中に差しかかったとき、村の幹部と見られる人が私たち二人に、「何をしにきたんだ!」と、凶悪な表情で凄みました。私はこれは幻像だと思い、動揺せず微笑むだけで済ませました。その人は何も言わないで去っていき、私たちは続けていくつかの村で真相資料を配り終え、無事に家に帰りました。

 2009年9月28日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/19/208604.html

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