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アイスホッケーの上級コーチ・高維喜さんが四平監獄で迫害を受ける(写真)

 (明慧日本)吉林省の法輪功修煉者・高維喜さん(70歳男性)は中国アイスホッケーチームの元監督。2008年、裁判所に7年の懲役刑を言い渡され、四平監獄に拘禁されている。家族は、何度も監獄を訪れたが、面会を許可されていない。さらに、高さんが法輪大法は素晴らしいと言い続けただけで、迫害がエスカレートしているとの情報を得た。この間にどのような拷問を受けているのかと、家族は非常に心配している。

高維喜さん

 2009年7月20日の明慧ネットの報道によると、高さんは修煉を堅持しているため、四平監獄第10監区の韓開軍・趙鳳陽らは気が狂ったように迫害を行い、高さんの70歳の体はぼろぼろになった。高さんは、かつて長春工人(中国語では労働者という意味)体育チームのアイスホッケーの上級コーチ、吉林省工人体育チーム上級コーチ、ナショナルチーム上級コーチ兼香港紫荊花チームのアイスホッケー監督を歴任した。高さんは60年代から中国のアイスホッケー競技の基礎づくりに参与したほか、チームを率いて国際試合に参加し、多くの賞を受賞するなど、中国のアイスホッケー競技に多大な貢献をした。

 1998年、高さんは法輪功に出会った。高さんは修煉を堅持し、法理に基づいて自分を律し、人に対して常に寛大になった。法理の勉強と心性の修煉、そして煉功を怠らなかったので、患っていた心臓病・脳腫瘍・肝臓病・脳神経の病気が一気に消えた。病気が一掃されて以来、高さんは同僚とうまく付き合えるようになり、崩壊寸前の家庭も和気藹々となり、心身が健康となった。

 1998年の冬季運動会期間、香港チームのアイスホッケー監督だった高さんは高い評価を受けたうえに、香港アイスホッケー総会から国際チームのコーチを委任される話もあった。1999年初め、彼は吉林省教育テレビの取材に「法輪大法は私の命を救ってくださり、私に新しい命を与えてくれました」と発言した。しかし、1999年7.20に中国共産党による法輪功への迫害が始まり、高さんは何回も迫害を受けた。2000年に2回も不法に拘束され、最後に12月ごろ、長春市公安局・南関区公安分局に尾行され、不法に連行された。懲役刑で3年間、労働教養所へ入れられた。以降、長春市の葦子溝強制労働所や朝陽溝強制労働施設で迫害を受けた。迫害で持病が引き起こされ、危篤に陥ったので、治療のため一時出所を許された。

 2007年5月9日、高さんは吉林省公安庁・長春市南関公安分局に不法連行され、長春第三拘置所に拘禁された。2008年4月29日、長春市南関区裁判所の不法な判決で7年の懲役刑を言い渡された。当初、判決書へのサインを拒否し、長春市中級裁判所に上訴した。しかし、ここでも不法に長春市第三拘置所へ移送され、さらに2008年11月に四平石レイ監獄へ移された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年9月29日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/24/208925.html

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