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李洪志先生が「スピリチュアル・リーダー賞」を受賞(写真)

(明慧日本)アジア太平洋人権基金会の「人権リーダー賞」の授賞式が2009年9月26日夜、米国ロサンゼルス市ボルドウィンパーク(Baldwin Park)で開かれた。主催者が今年特別に設けた「スピリチュアル・リーダー賞」を、法輪功創始者の李洪志先生に授与すると宣言したとき、会場全体に長時間にわたる熱烈な拍手が起こった。ロサンゼルスの法輪功修煉者・李有甫氏が、李先生の代理人として賞状を受け取った。
アジア太平洋人権基金理事・劉因全氏からメダルを受け取った李有甫氏
授賞式に出席したロサンゼルスの法輪功修煉者たち

 「今日は非常に特別な日です」

  ニュージーランドから飛行機でロサンゼルスに渡り、アジア太平洋人権基金会を設立した会長・潘晴氏は授賞式で、「今日は非常に特別な日で、歴史に残すべき日です。なぜなら、今日私たちは『スピリチュアル・リーダー賞』を法輪功創始者の李洪志先生に授与するからです」と述べた。

  潘晴氏は続けて「中国に注目するすべての人々は、過去10年を忘れることはありません。法輪功は最も重大な迫害を受けた団体です。法輪功が受けた苦痛は人が耐えられる限界を超えています。しかし、法輪功は『真、善、忍』をもって、全世界に全く新しい価値、精神をもたらしました。私たちは心から尊敬の念をもって、偉大な精神の指導者・李洪志先生に授与します」と述べた。

  「真、善、忍」は人類の魂の浄化に巨大な作用がある

  当日夜、賞を授与したアジア太平洋人権基金理事、中国社会民主党秘書長・劉因全氏が受賞の内容を紹介した後、「現在、社会の各種の問題は結局、道徳問題が引き起こしている。法輪大法は精神の修煉を強調し、道徳の向上をもたらした。李洪志先生が提唱している『真、善、忍』は人類の魂を浄化することに巨大な作用がある」と述べた。

  李洪志先生は傑出したスピリチュアル・リーダー賞に値する

  劉因全氏は「法輪功修煉者は大紀元時報、新唐人テレビ局、希望の声ラジオ放送局などのメディアを設立し、人権の維持、中国の民主化を勝ち取ることに最も良い作用をもたらした。神韻芸術団は五大陸でツアー公演を行ない、全世界を興奮の渦に巻き込み、世界各国の人民の熱烈な歓迎を受けた。新唐人は『九大グローバルコンテスト』で中華伝統文化を復興させる中で、巨大な作用を発揮した。李洪志先生の導きの下で、法輪功修煉者は迫害停止を呼びかける中で、多くの人に称賛される成果を納めた。これはまさに、李洪志先生が傑出したスピリチュアル・リーダーに値することを証明している」と述べた。

  授賞式の主催者・陶君氏は「法輪功修煉者のもう一つの偉大な貢献は『情報封鎖』を突破するソフトウェアを発明したことだ。現在、中国大陸で毎日数千万人、1億人を超える人がインターネットを使用している。うち90パーセントの人が『情報封鎖』を突破するソフトウェアを通じて国外のホームページを見ており、真実の情報を獲得している」と補足した。

  師父は弟子を導かれ、10年間の巨難を歩まれた

 法輪功修煉者の代表・李有甫氏は次のように示した。「1992年以来、師父が『真、善、忍』の宇宙の法理を持つ法輪大法の修煉を世に伝え、当時の唯物論が数十年を専制した中で、道徳が低下した大陸に薫風をもたらした。1999年になるまで、全世界で1億人が法輪大法を修煉していた。彼らは心身共に恩恵を受け、全社会を動かして道徳を向上させた」

  李有甫氏はまた次のように述べた。「1999年7.20から、江沢民をはじめとする中共は極端な嫉妬と利己的な変異した心理とその邪悪な本質で、法輪功への残酷極まりない弾圧を実施した。10年にも及ぶ巨難の中で、1億人を超える法輪功修煉者が無辜に迫害され、100万人近い人が刑務所、労働教養所と精神病院に拘禁され、多くの法輪功修煉者が迫害され死亡したが、迫害は依然として続けられている。今回の迫害は単に中国にいる法輪功修煉者に対するものだけでなく、人類の正義、道徳と良知に対する非情な壊滅である」

  「中共の迫害に直面する中で、師父は大きな慈悲と無限な知恵を持って弟子たちを導かれ、『真、善、忍』に基づく堅実な信念と共に、超常的な努力を払われ、人々の善良を呼び醒ましている。法輪功の弟子たちは師父の指導のもとで、完全に平和で善良な方式で邪悪を暴露し、真相をはっきりと伝えることで、人々は邪悪をはっきりと見分け、真相を理解し、善意を持って法輪功に心服している。現在、法輪功はすでに世界100以上の国に伝えられている」

 「師父は弟子を導かれ、10年の巨大な難を歩まれた。師父が受賞されたのは衆望を担うこと」と述べた。

 法輪功は政治権力に対して無関心

 李有甫氏が特に強調したのは、いかなる邪悪な誣告、中傷や善良な人々の期待でも、法輪功は人類社会の政治権力に関心がないということである。法輪功修煉者は師父の導きの下、衆生を救い済度する過程の中で、社会で人々のために最も基本的な人権と精神の自由の上に樹立した独特な方法を獲得した。それは、「真、善、忍」をもっての指導、理智、慈悲と大きな忍の心で自分の道を歩んでいるからである。

 「師父の偉大な道徳の感化力が、私を修煉の道を導いてくださった」

 ロサンゼルスに住む法輪功修煉者で、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の教授・呉英年氏は、十数年の修煉の道を振り返り、師父の偉大な道徳の感化力が、自分を修煉の道を導いてくださったことを深く感じたという。師父が獲得された「スピリチュアル・リーダー賞」は実に感慨深いと示した。

 呉英年氏は1996年10月、ヒューストンではじめて師父に会ったとき、師父の簡明な分かりやすい言葉での極めて深い道理を拝聴して、法輪功修煉への決心を固めたことを思い出した。呉英年氏は「法輪功の修煉は、大道無形、出入りは自由、いかなる戒律もなく、しかも名簿に名前を残すこともない。師父は法を広め、修煉をすることを人々に教えるとき、まったく強制の手段をとられない。しかし、師父が伝授される『真、善、忍』の法理は何千何万という人々の心を打ち、空前の残酷な迫害に遭おうとも、億万人の法輪功修煉者は依然として修煉を堅守している」と述べた。

 また呉英年氏は「10年に及ぶ迫害の中で、法輪功修煉者の暴力的な行動は一度も起きたことがない。これは法輪功がきわめて善良で平和な団体であることを十分に説明でき、また師父の『真、善、忍』の指導の偉大な道徳の力を証明している」と述べた。

 アジア太平洋人権基金の人々のために、うれしく思う

 ロサンゼルスに住む法輪功修煉者・劉毅氏は「10年前、中共が法輪功を弾圧し始めたばかりのころ、全世界のメディアが新華社のデマの宣伝、法輪功への中傷を転載し、多くの人が法輪功に対して誤解を招いた。当時、法輪功は訴えるところがなく、本当に法輪功を理解し、守る人はなく、また法輪功が生き残ることさえ信じる人はいなかった」と感慨に浸った。

  劉毅氏は「10年が過ぎ去った。法輪功は江沢民が3カ月以内に消滅するとわめき立てたようにならなかっただけでなく、逆に徐々に壮大に発展し、世界各国でますます多くの人々の支持を獲得している。その一方で、中共は今回の邪悪な弾圧の中で自滅し、一歩ずつ破滅に向かっている」

 「現在、迫害はまだ終わっていない。アジア太平洋人権基金会が師父に賞を授与したことは、海外の民衆が法輪功に対してより深く認識している証だ。アジア太平洋人権基金会の人々は正邪を区別し、真理と正義のために発言した。今日は、彼らの義挙のために特別な意味をもち、私は心から彼らのために喜んでいる」と述べた。

  2009年10月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/29/209273.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/9/30/111202.html

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