日本明慧
■印刷版   

真に内に向って探すことができた


文/四川省の大法弟子

(明慧日本)2ヶ月前に、私のプリンターは妨害を受けて、時々オレンジ色に15秒光り、コンピュータのインク・カートリッジのパイロットランプは明るくなりませんでした。しかし、パイロットランプを見ると灯りがついていました。そこで私はプリンターに対して正念を発し、法を朗読しました。すると、時には良くなったりもしましたが、止まって左に寄ったまま動かなくなって、使えなくなりました。

 プリンターが使えなくなったので、私は資料を印刷して同修者にあげることができなくました。同修は私に会うと資料の催促をしました。しかし、私はプリンターに詳しくないのでネット上でIP4500インクジェット・プリンタに関する資料をダウンロードして、同修の夫と一緒に資料を読みながらプリンターをはずし、組み直しました。数回、組み立て直す内に技術は学びましたが、プリンターは動きませんでした。

 プリンターをはずして組み立て直している間、私と夫はいつも小さいことで言い争いをしました。夫は「あなたはいつも自分が一番正しいと思っている」と言い、私は「私の間違いだと言うけれど、あなたも自分の間違いを認めていないでしょう」と言い返しました。夫が「あなたとは話したくない」と言うと、私は「あなたとは話が通じない」と返しました。

 私はプリンターに詳しい同修に電話をかけて「家のプリンターは夫がだめにしたので、新品を買うしかない」と言うと、彼からは「修理に出したほうがいいと思う」と言われました。修理の店は家から遠いため、夫は自分で直すと言いましたが、修理はできませんでした。同修から資料の催促は続き、私は「催促しないで、プリンターはもう直る見込みがない」と言いました。

 絶えず法を学ぶ中で、私は内に向かって探し始めました。そこで私は他人とは交流ができるのに、なぜ夫とは交流ができないのか、その原因を夫に善意を持って解決しようと相談しました。二人は互いに自らの執着を探し出しました。闘争心・顕示心・嫉妬心・メンツを考える心、等々の数多くの執着心を見つけ出したので恐ろしく思いました。これでは常人と同じではないかと思い、恥ずかしくなりました。幸い、師父は私達を迷いの中から目覚めさせています。翌日、私がプリンターを開けて試しに印刷したら良くなっていました。しかし2日後、また前のように動かなくなりました。

 昨日の午後、私は新経文「マンハッタンでの説法」を学び、涙を流しました。師父は説法の中で、他人に言われるとすぐに爆発することに対して言及されていたのです。まさに私自身のことだと思いました。4年間の修煉の過程を経ているのに、また精進していない私を師父は慈悲で目覚めさせてくださっているのだと悟りました。

 新経文を学んだ後、私は「正念を持って正しく行い病魔を取り除く」の小冊子を読みました。同修者が病業の関をのりこえる過程で、内に向かって探し、自分の執着心をなくし、固く師父を信じ、大法を信じて一つ一つの関を乗り越えるところを読んで、突然プリンターのことを思い出しました。今の自分も病業の関をのりこえる同修者と同じではないか、いつもプリンターに問題があると思い、新品と交換することばかり考えでいますが、これは正に外に向かって求めていることではないか、師父は『転法輪』の中で「師が求めてはいけない、求めてはいけないと注意しているにもかかわらず、信じようとせず、無我夢中になって追求しますので、結局のところ逆効果になってしまうのです。」プリンターのことは師父が私に修煉しても「あなたの修煉は無駄になるのではありませんか」(『転法輪』)と悟らせてくださっているのではないかと思いました。

 夫と交流して多くの執着心を探し出しましたが、根本的にそれを取り除きませでした。常に「内に向かって探しなさい」と自分に警告しますが、本当は他人のことばかり気にしていました。これでは4年間の修煉は他人のためにしたことになるのではないでしょうか。

 そこで私はプリンターのそばで、「私が間違っていました。あなたはもともと良い物なのに、私はいつもあなたのせいにしていました」、「今日はあなたに感謝します。あなたのおかげで心性を高める機会を設けてくれたし、本当に内に向って探すことができました」と言いました。私は夫にプリンターのふたを閉めるように言い、そのあと電源を入れると正常になっていました。正に「善し悪しは一念によるもの」でした。(『転法輪』) 翌日、朝の煉功時は自らの空間場が清らかで、慈悲で、エネルギーが満ちあふれ、心地よく漂う感じがして非常に不思議でした。普段は静功を煉るときにいつも揺すり動くことが多く、発正念のときは掌が斜めになる夫も、仏のように座って宇宙中の邪悪を一掃する姿勢でした。夫は「私はもう二度と揺れず、掌も倒れなくなった。その物質は取り除かれた。私はいかに修煉するのかを知った」と言いました。

 私達はインターネットを利用するときに無線LANボードをつかっていました。同修者がインターネットを利用したいと言うので、自分のLANボードを彼にあげました。それからインターネットの利用が出来なくなり、原稿を書く時に困り、腹がたってきました。私はLANボードを返してもらおうと思いました。しかし師父の教えにより、怒ること自体が自らではないと悟り、発正念をしてその物質を取り除きました。

 師父は弟子が精進しないときに、いつも悟らせてくださいますし、心性を高める機会を与えてくださいます。私達は「修煉者にとって内に向けて探すのは有効な方法です。」(「2009年ワシントンDC国際法会での説法」)共に精進し、もっと精進して、師父に応えましょう!

 2009年10月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/29/209194.html

■関連文章
自分を律することを緩めない
農村の大法弟子:正念でインターネットへのアクセスの妨害を突破
心が常人まで落ちてはならない
四川省:重慶女子労働教養所は修煉者を残酷に迫害(写真)
他人事も自分の修煉となる
悔いのないよう修煉する
師を敬い、法を敬うことができない行為を正そう
常人の情は慈悲ではない
四川省:拘束中の尹思栄さん、家族の面会も許可されず
師父の慈悲なる済度に背いてはならない