中国領事館前で真相を伝え、世の人々を救う(二)
(明慧日本)
三、『九評』を配り、「三退」を勧め、人々を救う
2004年末に『九評』が発表されてから、大法弟子は、全面的に真相を伝え、中国共産党とその関連組織からの脱退(「三退」)を勧め、世の中の人々を救う段階に入りました。師父は『2004年ニューヨーク国際法会での説法』で次のようにおっしゃっています。「修煉者として、特に法を正す時期の大法弟子として、皆さんが背負っている責任はあまりに大きいのであって、歴史が皆さんに与えた重大な使命を担っています」また、師父は『人心を放下し、世の人々を救い済度する』という経文で次のように語られています。「法を正す時期の大法弟子にとって、個人の解脱は修煉の目的ではありません。衆生を救うことこそ、皆さんがやってきた時の大きな願いであり、法が正される中で歴史が皆さんに賦与した責任と使命です。ですから、大量の衆生は皆さんが救い済度する対象になります」
続けて法を勉強することによって、自分の肩に、衆生済度の偉大な責任と使命を担っていると認識しました。私は領事館の前で法を実証するほかに、もっと重要なことは、ここにいる衆生の済度です。数年にわたって、私の勧めによって中国共産党関連組織から脱退した人は、400人ぐらいに上っています。
衆生は中共に惑わされ、道徳水準が滑落し、三退を勧めるのは難しいのですが、多くの縁のある人は中共の邪悪さを認識し、悪党から脱退しました。次は一部の実例です。
1.ある人は、入党はもう昔のことなので、脱退しなくてもいいと言いました。ある人は、私はもう日本国籍が取れたから、ある人は、私はもう中国に帰らないので、脱退しなくてもいいと言いました。私は彼らに対し、「悪党は天安門事件で学生を虐殺し、法輪功を迫害し、法輪功修煉者に対して臓器狩りを行ない、いろいろな運動によって8千万の中国国民を殺したので、きっと報いに遭うはずです。もし、脱退しないと、最終的に悪党と同じようにひどい目にあうはずです。早く脱退してください。平安無事を守りましょう」と言うと、彼らは私の話を聞き入れて、脱退しました。ある30代の女性は、私の話を聞いて、「おばさん、あなたは本当にいい人ですね。私のために言ってくれるので、私は中国共産主義青年団から脱退します」と言いました。そして彼女は、夫の脱退手続きもしました。
2.ある留学生に対し、中共は邪悪なので、中国共産党員という肩書きを持っていても何の意味もないと言うと、彼は脱退しました。また彼はクラスメートに、領事館の前にいるおばあさんは、三退を勧めているよ、本当にいい人だと言いました。ある人は、真相資料を受け取って真相も聞きましたが、急いでいるので、後で話そうと言いました。彼は後ほど戻ってきてので、私は彼に一生懸命に説明すると彼は三退し、彼は救われました。ある人は真相資料を手に取るとすぐに破り、私ともう1人の同修の前に立って、けんかをしかねない様子でした。私ともう1人の修煉者は、心が動じることなく彼を見つめ、心の中ではこの人は妨害しに来たのか、それとも真相を聞きに来たのかと考えていました。私たちは、彼を見つめながら、正念を発しました。しばらくすると、彼の表情は少し穏やかになり、急いで帰っていきました。このことで、私は次のように悟りました。私たちの場は、正念の場であり、私達修煉者にはエネルギーがあり、彼の悪念を取り除いたので、彼はすぐ帰りました。このようにして、毎日真相を伝え、ある人は真相を知り、ある人は脱党をしました。衆生を済度するために、我々は責任をもって、救うことのできるあらゆる人を救います。
一部の人は、私たちが毎日苦労して真相を伝える様子を見て、感動していました。ある日本人は、千円を手にし、お茶でも買ってくださいと言いましたが、私は丁寧に断りました。もし、私が用事で数日領事館へ行かないと、私の調子を尋ねる人もいました。近くのガソリンスタンドの店員は、私たちの言動に感動し、よく私たちのために掃除をしてくれています。また、ある人は、「あなたたちは毎日ここで頑張っていますね。ありがとう、頑張ってください」と言ってくれました。私たちは、師父が常人の口を通して、私たちを激励してくださっていると思っています。
ある日本人は、いつも険しい表情をして、毎日通り過ぎるときに資料を渡しても受け取ってくれませんでした。その後、私は彼に対して次のように念を送りました。「こんなに素晴らしい資料は、神様があなたを救うために持ってきたもので、チャンスを失ったらとても残念なことですよ。ご自分のためにもこの資料を受け取ってください」 毎日こう考えて、資料を渡すようにしました。私たちの慈悲の心が功を奏したのか、とうとう彼はある日、資料を受け取ってくれました。それから、いつも資料を受け取ってくれています。私は本当にこの生命のために喜びにあふれました。
私達は数年にわたって、領事館の前で真相を伝えることで、冬でも寒くなく、夏は暑くなく、いい場所になりました。通り過ぎる人々はいつも私達に挨拶をしてくれます。
(続く)
2009年10月5日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/1/209285.html)
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