天津市:両親を拘束された子供達、警官に何度も脅される(写真)
(明慧日本)住宅は本来、個人の私有であり、法律の保護を受けている。しかし、天津市薊県の派出所の警官は法の執行者でありながら法を犯し、深夜に個人の住宅の塀を乗り越えて侵入しようとした。家の中は3人の女の子だけしかいなかった。3人は大声で助けを求めたため、警官は周囲の目を気にして逃げて行った。
2009年9月29日午前4時頃、まだ暗い中を、薊県イン溜派出所の数人の警官がカク銀さんの家にやって来て、ドアを叩きながら捜査を行うと言った。家の中には子供たち3姉妹だけがおり、まだ深夜でもあり恐ろしくてドアを開けなかった。警官はドアを叩き、塀の上に立って、子供達を脅し、ドアを開けさせようとした。3姉妹は大声を出して隣近所に助けを求めた。すると、警官はあわてて塀の上から跳び下りて逃げて行った。
この3姉妹は静さん、妍さん、嬌さんといい、母親・高艶娥さんは法輪功の真相資料を配っていた際に、中共の宣伝に騙された者に告発され、不法に3年の懲役刑を下され、現在拘禁されている。父親・カク銀さんは今年前半、何の理由もなく不法に家宅捜索され、捕らえられて労働教養を言い渡された。カク銀さんはその後、留置場から抜け出し、今は放浪する身になっている。家には子供3姉妹だけが残されており、弟は学校の寮に住んでいる。
中共の指図通りに動く警官は、依然として子供たち3姉妹を見逃すことなく、「十・一(10月1日)」の前後に何度も家に来ては嫌がらせをし、深夜に塀に登り、また門を叩いた。警官は少ない時は数人、多い時は10数人もやって来る。脅されている3人の女の子は、毎日ドアに錠をしっかりとかけており、姉妹は恐ろしくて落ち着きいた生活ができない。
現在、3姉妹の母親である高艶娥さんは迫害により片目が失明、片方の耳は聴覚を失っている。3人の娘は母親の釈放を要求したが、警官は釈放どころか、面会さえも許可しない。
| 塀の上にいる警官。制服を着て座っているのが派出所の副所長・趙松偉 |
|
この気の毒な家族に援助の手を差し伸べるよう、世界の善良な人々に助けを求む!
2009年10月8日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/5/209722.html)
|