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黒龍江省ジャムス市:15人の法輪功修煉者が連行され迫害される

(明慧日本)黒龍江省ジャムス市に在住の法輪功修煉者・闖静さん、文英さん、劉桂芹さんら15人は、2009年9月19日に佳南区にある修煉者の家で法輪功の書籍を読み、修煉体験の交流会を始めようとした。みなが席に着いた時、慌ただしくドアをノックする音がして「上の階に水漏れが発生したので、急いで来てほしい」とのことであった。ドアを開けた瞬間予想もしないことに、6〜7人の警官(私服の警官もいた)が突進して入り口を塞ぎ、大声で「動くな」と叫んだ。

  警官は続いて身体検査と荷物検査を行った。みなが持参してきた電子本、法輪功の書籍を奪われ、この家にあったパソコンなどの私物も奪われた。闖さんは警官の不法な行為に抗議したが、数人の警官らに建物の外に連行された。闖さんは「法輪大法は素晴らしい!」、「法輪大法は素晴らしい!」と大きな声で叫んだ。

  闖さんの叫び声と、野次馬の非難の声の中で、警官は修煉者を次々とパトカーに押し込み、慌てて立ち去った。

  この日ジャムス市の天気はうっとうしくて、とても寒く、薄い服しか着ていなかった15人の修煉者は、寒い薄暗い南岡派出所に閉じ込められた。今回の強制連行に参加したのは、ジャムス市警察前進支署の警官数人、順和派出所の警官数人で、数台のパトカーが出動した。

  警官らは修煉者の各々をビデオ撮影し、尋問をした後、腫瘍病院で身体検査を受けさせ、更なる迫害を企んでいた。15人のうち5人は年配者で重病を患っていたため諦め、親子の情または親族の情を利用して金銭的にゆすった。警官らは簡単に目的を達した。なぜなら金を払わなければ帰さないからである。実際に修煉者の家族は警官に現金を渡した。

  目下、闖静さん、文英さん、劉桂芹さん、王金霞さん、孫玉富さん、宋立娟さん、王玉新さん、大雨さん、張春英さんなど10人の修煉者が、不法にジャムス市留置場に拘禁されている。

  この強制連行事件を起こしたのは、南岡派出所の数人の警官だけでなく、市警察、前進支署がグルとなって起こした犯罪である。しかも共産党は10月1日(中共政権樹立60年の日)の安定を名目に、警察の副署長が陣頭で強制連行を指揮したのである。8月初めからジャムス市の至るところに警官を配置していた。そのため8月下旬にはわずか4日間で1人の修煉者が2度も連行された。9月2日、王暁雲さん、楊桂瑩さんは雪松小学校前で警官らに連行され、不法な家宅捜索を受けた。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語のページを参照)

  2009年10月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/23/208844.html

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