■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/10/08/mh090057.html 



大法弟子の仕事の選択に対する見方

文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)中共の大法に対する迫害はすでに10年に及び、中国にいる多くの大法弟子は、中共の「経済的を破綻させる」という迫害手段により、とても苦しい生活を送っています。私もその迫害により、日々苦しい生活を送っています。以前、私は病院で働いていましたが、病院の職を辞め、現在はアルバイトをしています。中国の会社は中共文化の影響で、低い賃金にも関わらず長時間労働を要求されます。大法弟子は毎日、三つのことをしっかり行わなければならないので、長時間労働を要求される仕事はあまり向いていません。そのため適した仕事がなく、収入がない大法弟子が多くいます。一部の大法弟子はパートとして働いたり、家事の手伝いをしたり、地域の清掃員をしたり、極力短時間の仕事を選び、仕事の後に学法と真相を伝えることができるようにしています。

  私は病院の仕事をしていましたが、残業が多いため去年退職してしまいました。その後、新しい仕事を探しましたが、なかなか適した仕事が見つかりませでした。ちょうどその頃、同修からパートとして働ける仕事や家事手伝いの仕事を勧められましたが、私は悩んだ末にやりませんでした。賃金の高い低いに関わらず、パートや家事手伝いの仕事は時間上のゆとりは生まれますが、衆生の立場からこの問題を考えたとき、やはり私はこれらに類した仕事に就くことはできないと思いました。

  それは、仕事の身分が低いことを気にしているのではなく、30歳過ぎたばかりの私が学歴もあるのに、家事手伝いや清掃員などの仕事を選んでしまったら、恐らく常人はもっと理解できなくなってしまうからです。なぜなら、常人は仕事で身分の高低をみているのです。もし現在の私が40歳あるいは50歳過ぎで学歴もなければ、パートなどの仕事を選んでも常人は誰一人、非難などしないことでしょう。

  1999年、私が修煉を始めてから間もなく迫害が起きました。当時は法に対する理解が浅く、正法が終わりを迎えていると思い、自分一人が取り残されることを恐れて常人のすべての物を放棄しました。本当ならば大学院に進む予定でしたが、学法が疎かになってしまうと考え、大学院に進むことをやめました。私の家族や親戚はみな名利を重んじる常人であるため、私が大学院に進む良い機会を放棄したのを見て、この上ない怒りを感じ、それからは大法を憎むようになってしまいました。

  それから長い歳月が経ち、一部の親戚は大法の真相を知りましたが、未だに真相を受け入れない親戚もいます。その原因は、当初私が大学院に進むことをやめたことにあり、未来の輝かしい一人の子どもが、学法を疎かにしたくない理由で進学をやめ、それにより何もかもなくなってしまったと親戚は思っているのです。当時の私は目の前にあるものに夢中になり過ぎてしまい、修煉のことしか考えられませんでした。そのため極端な行動をとってしまい、常人である親戚に大法に対する誤解を招いてしまいました。

  もし、私が家事手伝いの仕事をやると言い出したら、さらに親戚は大法の真相を理解することが難しくなり、彼らを救う妨げとなってしまうのです。したがって、大法弟子が何の仕事をするかは、常人から理解されなければならず、正しい道を歩み、これから修煉をする人たちの手本にならなければなりません。私の知っている同修は大学卒業後、朝8時から夜5時までの仕事に就くと、大法の真相を伝えることができなくなると考え、パートとして働くことを選択しました。その同修の家族は同修を理解できず、「あなたは生涯こうして働いて行くつもりなの?」と言われてしまったそうです。

  もし、今日まで修煉者がみな大法のことを行うために、自由奔放に短時間労働の仕事に就いていたら、常人が大法の真相を知る妨げになるに違いありません。そうなれば常人から冷ややかな視線を浴びることになり、真相を理解できない一つの原因になってしまいます。私たち修煉者が正しい道を歩まなければ、それは人々を済度する妨げになるのです。修煉者は仕事を選択する上で、極力自分の学歴、能力そして年齢に合った仕事を選び、常人から理解されない行動をとらないよう心掛けていきましょう。

  個人の悟りであるため、不適切な部分があればご指摘ください。

  2009年10月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/1/209352.html

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