日本明慧
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4年前に迫害され死亡した高蓉蓉さんの両親は、未だに盗聴・尾行されている(写真) (明慧日本)法輪功修煉者・高蓉蓉さんは生前、遼寧省瀋陽市の魯迅美術学院財務所の従業員だったが、2003年6月、瀋陽市「610弁公室」と平和区分局、新興派出所によって強制連行され、瀋陽竜山労働教養所に入れられた。
危篤状態に陥った彼女は、瀋陽市中国医科大学第一付属病院に運ばれた。ぼろぼろになった体と火傷だらけの高さんに対して、遼寧省政法委員会、「610弁公室」、検察院、司法、公安などは手を組んでさらなる迫害を計画した。しかし、高さんに対する迫害を直接行なった唐玉宝、姜兆華は未だに迫害に対する責任を問われていない。遼寧省検察庁に勤めている専属の医師は、高さんに対して行なった診断報告は遼寧省政治法律委員会に強制的に取り上げられたと話している。一方、検察庁は、高さんはこのような診断を受けていないと偽っている。 中共政法委書記の羅幹は、迫害されずたずたになった高さんの顔写真が公開されてたことで、極めて恐れ、遼寧省「610弁公室」と司法局に指示を出し、彼女への復讐計画を立てた。周永康は自ら指揮して国安局、公安局を動員して、高さんの再逮捕を命じた。 2005年3月、高さんは再度逮捕されてから行方が分からなくなった。しかし、同年6月、高蓉蓉さんが死亡したという情報が確認された。その間、彼女はずっと馬三家労働教養所で院長・蘇境(女性)と副院長・趙来喜、副院長・王、王政委(女性)の残虐な拷問を受けていたのである。 北京市海淀区光大花園小区に住む高さんの両親は、中共の政権樹立60周年(10月1日)に際して、国安局、公安局による不審者に毎日のように監視されている。88歳の年老いた両親は、あちこちで死亡した娘の罪を晴らそうとしたが誰も対応しないうえに、次々と中共の迫害に遭い、苦しめられていた。 両親への数々の迫害は、海淀分局の指示で海淀街道事務所の職員が実行しており、これらの不審者は毎日4交替で終日、家の前で監視を続けてきた。当局は法輪功修煉者がいるので、海淀分局の指示で9月30日から監視をつけたと言っているが、実際は、裏で中共の国安局と「610弁公室」の命じたことに従っている。
高さんの両親は未だに盗聴、捜査、尾行などの迫害に苦しめられている。4日午前、目撃者によると、高さんの父親は小区内でふらふらと歩いて急に倒れたという。しかし、それ以降の情況は分からなくなっており、関連情報の提供を緊急に求めている。 オリンピック開催前に、北京国安局と海淀公安局は高さんの実家に「再審査を要求するな」と脅した。高さんの兄も職場で同じく脅しを受けた。高さん一家は多大なプレッシャーにさらされている。 明慧ネットの情報によると、高さんの従姉妹は「ブラックリスト」に入れられたため、カナダから許可が下りた留学ビザが中共国安局によって止められ、出国禁止になったという。 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 2009年10月9日 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/7/209893.html) |
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