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苦悩の元は執着心であり環境の問題ではない


文/海外大法弟子

(明慧日本)昨日の夜、同修と電話で短い会話をしました。その後、その同修からまた電話がかかってきて、「先ほど電話したとき、あなたはイライラしていたでしょう」と言いました。私はちょっとびっくりして、「そうね、今日いろいろなことがあって、確かに煩わしいですね」と答えました。

  今日の午前中、私が子供の一つの間違いを厳しく指摘したとき、態度が悪かったのを思い出しました。今日はいつもよりやることはそんなに多くなかったのに、なぜかイライラしていました。電話を切ってから、落ち着いて自分の内に向けて探し、多くの執着心を見つけました。

  最近、私は翻訳の仕事をしています。今回の翻訳は、専門用語や特定の専門的慣用形を使うように要求されているにもかかわらず、短時間で終わらせなければなりません。私は夜や週末にかけてやりましたが、とても辛く感じ、数日前から目の不具合も感じました。しかも、急がされているのに、文章も難しく、かえって、報酬はいつもより少ないのです。私は「多くの大法のことをやらなければならないし、こんなふうではいつになったらお金を多く貯えられるのか、ほかのよい給料の翻訳の仕事をしたほうが・・・」と考えてしまいました。

  私は、自分の数年間の翻訳の仕事の経験から、翻訳の仕事は、将来性があるとわかっているので、給料のよい翻訳の仕事のことを考えてしましました。考えれば考えるほど、手元の翻訳の仕事に抵抗が大きくなり、その難しさもましてきて、目の状態も悪くなりました。私は、この仕事をほかの人に譲りたい気持ちがありますが、短時間で完成させなければならず、ほかの人に譲る事はもうできません。週末で子供たちが家にいるため、うるさいし、急ぎの大法を実証する項目もきたので、私は自分の限界を超えたと感じました。

  同修に「イライラしていた」と言われたとき、私は急に、外部の環境から目の前の自分に戻ってきたようで、自分の内に向けて探し始めました。私は手元の翻訳の仕事をやりたくないのは、利益に対する追求心と怠ける心を持っているからです。私は「いつも時給が多くもらえるのに、今度はどうも少ない」と感じていました。その上、毎日パソコンの前で、時々朝の7時から夜の12時まで、食事と家事をする以外、10数時間もパソコンの前で過ごしていました、とても疲れました。しかし、この仕事を断りたくても断れない理由は、この仕事の依頼主は決まっているお客さんなので、仕方なくこの仕事を受けました。私は、「短時間でより多くのお金を稼げば、大法の実証することを多くやれるし、より多くの人を救える」と考えていました。

  私は抵抗する気持ちで仕事をやっているから、目の不具合や文章自体が難しいと感じたのです。しかし、私は自分の問題点を認識できたときに、今回の翻訳文章が実際はやりやすいと感じ、目の状態もよくなりました。大型の辞典などで多く調べれば問題にならないのです。身体は軽くなり、人に対して穏やかに接することができ、やらなければならないことも多くないと感じました。

  私は、自分の家の家計状況がよくない時期のことを思いました。私は、すべて師父の按排だと知りながらも、その状態について悩みました。現在、とくに経済的に問題はないのですが、かえって、報酬のことが気になってしまい、そのため、今度の仕事に抵抗をもち、これによってこんなに多くの苦悩をもたらしました。

  数年前、私は1分師父と法を信じることができれば、それなりの悩みが解消できましたが。現在、私が本当に執着心を放下できれば、私の悩みが全部なくなります。考えてみれば、その悩みは私の心の状態と関連していて、外部の環境とは関係ないようです。

  2009年10月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/4/209449.html

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