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河北省山海関の漢方医按摩師・李雅平さんが不法拘禁される

(明慧日本)河北省秦皇島山海関の法輪功修煉者・李雅平さんは、山海関公安支局と山海関西街派出所に不法に家財を没収され、連行された。迫害されて心臓病の発作が二度も起きたが、共産党人員らは依然として釈放せず、現在もなお不法に山海関留置所に拘禁されている。

 9月28日、家族は李さんの面会に行ったが、山海関留置場は「面会できない」と理由もなく禁止した。10月1日、家族は再度行ったが、やはり面会を許されなかった。 

 李さん(45歳女性)は、高級技師の肩書きを持っている優秀な漢方医按摩師で、自ら漢方医の診療所を経営している。李さんは80歳の母、高校の娘と一緒に生活し、人に善を教える法輪功を修煉しているという理由で、中国共産党の迫害に遭った。 

 2009年9月18日午後4時、秦皇島山海関の公安支局と西街派出所の10数人警官は、いわゆる共産党60周年「10月1日」の前に安定を維持するため、李さんの家に突然侵入し、家財を没収した。警官は身分証明書や捜査令状も提示せず、李さんの個人用コンピュータ、300枚の神韻DVD、法輪功の書籍、MP3三個とMP4二個などの個人財産を没収し、1000元の現金が行方不明となった。不法に家財を没収した時、警官らは平然と録画もしていたのだ。没収した後、警官は物品明細書を家族に与えなかった。 

 不法に家財を没収した後、警官は李さんを西街派出所まで連行した。その後、不法に山海関留置場で拘禁した。強制連行された時、李さんは患者を治療していたところだった。李さんは人を傷つけたや脅したことはなく、山海関の警官は何の法的手続きも踏まず、家財を没収し、李さんを逮捕して拘禁した。李さんには老人がおり、子供もおり、李さんの母はもともと4番目の兄の家に住んでいた。警官はまた李さんの4番目の兄にも嫌がらせをした。

 李さんは以前、心臓病の持病があった。家族はこの時、留置場で心臓病の発作を二度起こしたことを知り、救急車も緊急救助に参与した。山海関留置場は責任を逃れるため、李さんを秦皇島留置場に送った。家族はあちこちに助けを求めたが、李さんは現在、依然として山海関留置場で不法に拘禁されている。

 李さんは人を助けることが好きな良い医者で、家には年を取った80歳の母と高校に通っている娘が残されている。李さんの世話を必要としており、家族はとても大きな苦痛と圧力を受けている。 

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年10月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/4/209640.html

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