■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/10/12/mh134684.html 



ドイツ:「真善忍」国際美術展は人々に感銘を与えた(写真)

(明慧日本)ドイツ・シュヴェッツィンゲン市(Schwetzingen)で2009年9月12日、「教会堂開放の夜」の活動が行われ、「真善忍」国際美術展の開幕式がこの活動の一つの重要な行事として執り行われた。

「真善忍」国際美術展が開幕

油絵「精神虐待/毒の注射」の解説を聞く観客

ヒトラー時代に自分が拘禁された経歴を思い出し、油絵の前で「固い信条を持っている人であれば、このような苦痛にも耐えられる」と涙ながらに話した観客

 シュヴェッツィンゲン市はバーデン=ヴュルテンベルク州に位置し、プファルツ選帝侯の夏の宮殿と庭園が有名である。宮殿の中には豪華で立派な劇場があり、毎年開催される音楽祭は国際的に名を知られる。1763年、ここでコンサートを行う事ができたことを当時の若いモーツァルトも喜んだという。

 シュヴェッツィンゲン市の地元紙は「真善忍」国際美術展開幕の前日、美術展の案内を掲載した。「この美術展は永遠のテーマを基にしている。すなわち、なぜ良い人、無実の人が迫害を受けるのか。精神的な追求になぜ代価を払わなければならないのだろうか。一つの命の代価は一体どのくらいに値するだろうか。この宇宙の最期に正義はあるのだろうか。美術展を訪れた人はその答えが見つかるだろう」

 人権芸術協会(Ars Honesta)の主席Volker Dietz氏は開幕式で「数百万人の法輪功修煉者は自分の良心に背かず、その信条を堅持したために迫害されました。この美術展の作者、芸術家達はその被害者です」と述べた。

 神父のThilo Muller氏は「強靱で不屈の精神である『真、善、忍』は人々を啓発し、深く考えさせてくれます」と語った。

 開幕式典で、テノール歌手のMichael Hackmayer氏はシューベルトの名曲「An die Musik(音楽に寄せて)」を歌った。中国から来た女性演奏者の唐さんは、楊琴という中国伝統楽器で演奏し、中国語の歌を歌った。

 「真善忍」国際美術展は「修煉の素晴らしさ」という一枚の油絵の新作を展示した。解説者は来場者に「修行」とは何か、中国での「修行」の歴史、及び法輪功の「修煉」の素晴らしさを説明した。

 2つ目のテーマは「強靱で不屈の精神」であり、修煉者が迫害の恐怖にも負けずに信条を堅持することを表した。例えば「帰る家がない」、「中国で蒙った苦難」、「毒の注射」などの油絵作品は、迫害の現状を反映させた描写をしている。一方、「赤塀」は中国共産党の崩壊や、現在中国で流行している脱党の現状を表現した作品である。

 「毒の注射」は、中国の民衆を煽動して法輪功と対立させるために、共産党はメディアを操って様々な虚言を流したことを描いている。さらに、共産党と異なる考えを持っている法輪功修煉者を精神病院に収監し、毒の薬を強制注射し、多くの修煉者の思考能力を失わせ、言葉も話せなくなる等の人間本能の失墜となる障害を負わせた。

 美術展の最後のテーマは「正義は永遠に存在する」であり、善悪には報いがあるというメッセージを描いている。

女性記者と話すThilo Muller神父。その後方は教会長老のWolfgang Gaber神父

 人々の表情の変化で見てとれるように、美術展を観覧した観客は深く感銘を受け、「印象深い」という声が後をたたなかった。その後、美術展を訪れた教会堂の長老神父であるWolfgang Gaber氏は感動し、メッセージノートに次のように書いた。「Melanchthon Hausで行われた美術展が我々の良心をたたき起こしました。我々はこのような血生臭い人権侵害事件を無視して良いのでしょうか・・・」

 ある観客は「これらの絵は我々を目醒めさせ、深い印象を残してくれました。この効果は、現代メディアの狂気じみた無差別爆弾のような宣伝より良いのです」というメッセージを残した。

 夜になると、他の教会堂からも美術展を訪れる人が後を絶たず、人々は油絵作品に深い印象を残し、感動を表した。多くの人は法輪大法や、法輪大法が迫害されている真相を知ることができたことに対して、感謝の意を示した。

 2009年10月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/5/209719.html

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