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台湾:新唐人テレビの電波妨害事件発生、立法委員ら徹底調査を求める(写真) (明慧日本)台湾でこのほど新唐人テレビが原因不明の電波妨害に遭い、台湾の通信および国家安全に対する脅威であると抗議が相次いでいる。
新唐人テレビは中華電信の「中新一号」の衛星チャンネルを利用して放映されているが、9月17日から信号が中断される現象が発生し、夜間ニュースが数日間妨害される事件が起きた。中国建国日の10月1日には、一日中信号がなくなった。このチャンネルは台湾と中国本土の5分の4をカバーしている。 この半月ほど、中華電信には視聴者からの抗議が相次いだ。10月8日、交通委員会の立法委員らは、NCCと中華電子が今もなお妨害源が確定できていないことに対し、不満を表明した。 羅淑蕾立法委員は「防災だけではなく、国防も『中新一号』を使っている。NCCと中華電信は現在の技術では調査不可能だと言うが、災害が起きた時はどするのか? 中国は34の衛星を持ち、世界三番目の規模となっているが、どのように管制するのか? どのように国際専門機構に報告し、今後どうやって妨害を阻止するのか」と話した。 江連福立法委員は「消防署と水利署(水利処及び水資源局等が合併)も『中新一号』を利用している。今回のように15日も妨害されたらどう対処すればよいのか? 原因もまだ分かっていない」と話した。 NCC主任委員の彭芸氏の話によると、NCCの資源管理部処が今回の事件を調査しているという。資源管理処処長の林清池氏は「地域監理処を派遣して各地で原因を調査しているが、まだ妨害源を特定できていない」と話した。 江立法委員は、「NCCは強硬に対応すべきです。我々の衛星放送が妨害されたが、調査する能力はあるのか」と問いただすと、林清池処長は「NCCはすでに調査チームを結成し、調査を行っている」と答えた。 郭玟成立法委員は質問で「中国共産党によって数日間干渉されたのに、まだ調査できないのか」と、直接中国共産党が妨害源だと指摘した。NCCの彭芸主任委員は、NCCは新唐人テレビの妨害事件を重視していると強調し、「去年の北京オリンピックの直前にも同じことが発生した。今年は中国建国日の10月1日である。NCC資源管理処はこの部分の原因を非常に重視している」と話した。 郭立法委員は「妨害源は中国共産党であり、国家安全局と連携しながら、国防部の設備を調査する必要がある」と示した。 呉育昇立法委員は「もし中国共産党が我々の衛星放送を妨害しても、テレビ局は何とかして防がなければならない。でなければ、台湾メディアの報道の自由が中国に侵害されるということであり、認めるわけにはいかない」と話した。 呉立法委員は、NCCがこの事件を十分に重視し、随時調査結果を提出することを要求した。また、大陸委員会は中国と協商し、うまくいかない場合は政治議題になるだろうと指摘した。 立法院交通委員会は決議を作成し、NCC、交通部および中華電信に対し、早急に原因と妨害源を調査し、再発を防ぐよう要求した。 2009年10月14日 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/9/210077.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/10/10/111441.html) |
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