■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/10/15/mh163441.html 



湖北省:少年は真相を伝えて迫害され、精神が崩壊

(明慧日本)汪靖華さん(22歳男性)は湖北省咸寧汀泗橋鎭彭碑村出身で、汀泗中学校と咸寧高校を卒業した。中学生と高校生時代に、学校内で法輪功の真相を伝えたため、学校から迫害の対象者に指名され、また咸寧市咸安区「610弁公室」、政治法律委員会、公安局による嫌がらせ、脅迫、退学命令を受けた。2006年11月、一連の迫害により汪さんはついに精神が崩壊した。

  汪さんは小学校から高校まで品行方正で成績もよく、その上性格も優しいと友だちや周囲の人々はすべて知っていた。かつて、中学校の黄校長は「金曜日の大掃除の日に、掃除を嫌がって殆どの生徒は帰ったが、汪さんは1人で綺麗に掃除をしていた」と汪さんを褒めた。しかし、このように優しい少年が法輪功を修煉して「真・善・忍」に基づき、自分を律し、道徳心の高い人になることを目指したため、学校の教職員に認められず、差別された。

  教職員は成績が落ちたと口実を設け、汪さんをある部屋に一日中鍵をかけて閉じ込めた。しかし、その時の成績は2004年前半、咸寧高校の少年クラスの試験の中で、最も高くて優れていた。また、学校は汪さんの勉強を指導せず、かえって嫌がらせやプレッシャーを加えて苛めた。一方、校長の朱と地方の長は、家族に対し、汪さんに修煉を放棄させるように示唆して圧力を掛けた。

  クラスの主任・王少華は「610弁公室」と公安局の指示を受けて、汪さんの机の引き出しやかばんを勝手に捜索した。また、汪さんを公安局に連行して身柄を拘束し、呼び出した家族に修煉をしないという保証書に署名させたうえ、常に監視する役を押し付けた。こうして、元々貧しい家庭で職場に勤められなくなった親は困り果て、また同級生は特別な待遇を受ける彼から遠ざかっていった。結局、学校からの強制退学にまで迫害はエスカレートしたが、親の必死な願いで1年の休学に替えたが、休学後、再び登校を申し込んだが、学校から拒否された。

  学校をはじめ、公安局や「610弁公室」などの政府機関による嫌がらせ、脅迫などの迫害は汪さん一家を最悪な事態に追い込んだ。最後には大人も耐えられないほどの圧力を受け続けてきた少年は、精神が崩壊してしまった。

  2009年10月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/14/210377.html

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