■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/10/16/mh171612.html 



山東省寿光市:法輪功修煉者数人が連行される

(明慧日本)山東省寿光市の中国共産党の警官は2009年9月25日、5人の法輪功修煉者を強制連行した。5人はそれぞれ、留置場と「法制養成センター(洗脳班)」に監禁された。連行されたのは楊桂雲さん、楊桂梅さん、楊桂華さん、呉雲風さん、呉三香さん。同日、寿光市の派出所の8人の警官は、圣城街道沙阿村の法輪功修煉者・劉風香さんを連行し、法制養成センターへ監禁した。

 9月25日夜9時ごろ、役員の3人の女性(楊桂森、王芸ら)と2人の武装警官が、寝ていた楊桂華さんの家のドアを壊して侵入しようとした。楊さんは起きてドアを閉めたまま抵抗したが、警官らはドアを強く蹴ったりしてガラスを割り、中に押し入った。そして、下着しか来ていない楊さんを強行して車の中に押し入れた。大声で助けを求めていた楊さんは、警官に腕を背中に回されて脱臼させられ、同時に髪をつかんで頭部を思い切り殴られた。暴行を加えていた警官は、「大声が出せるものなら、出せ! お前を殴り殺すぞ!」と脅した。楊さんは顔が大きく腫れて紫色になり、横たわるときも激痛が走った。施設まで運ばれた楊さんの口には、声が出ないよう布で塞ぎこまれ、法制養成センターに拘禁された。現在、釈放された楊さんは、腕が不自由となり、2歳の子持ちでありながら仕事が見つからず、家賃も払えないままで路頭に迷っているという非常に悲惨な状況に陥っている。

 楊桂華さんは断食で迫害に抗議、10月1日に帰される

 楊桂華さんが連行された当時、武装警官は、作業をしていた楊さんの後ろから襲撃し、両手を背中に回して車に押し入れた。「助けて」と大声で叫ぶ楊さんの口を封じ、顔に怪我を負わせて出血させた。そして、楊さんを法制養成センターに拘禁した。

 楊桂華さんを連行した当時、警官らは間違って他の家宅に侵入した。中にいた一人の老婦は極度のショックを受け、心臓病を引き起こした。一方、呉雲風さんは拘禁され、断食で抗議し続けたが、迫害によって大量出血し、家に帰された。

 呉三香さん(60)も拘禁されてから、断食で抗議し続けた後、迫害されて同じく吐血し、家に帰された。

 楊桂雲さんが連行された時、警官に身分証明書の提示を求めた。しかし警官はそれを拒否し、楊さんが持っていた資料3部を奪い取った。その後、楊さんは留置場で1カ月の禁錮刑を受けた。家の仕事は秋になると人手が足りず、楊さんの夫は困り果てている。

 9月25日午後7時ごろ、李所長は8人の警官と李(40)という書記を率いて、劉風香さんを強制連行して拘禁した。沙阿村の法輪功修煉者を迫害する際、警官らは最初に村支部書記・范立孝のところに集まり、強制連行を実行する。

 現在、法制養成センターには十数人の法輪功修煉が拘禁されており、施設側は運動会が終わるまで釈放しない方針を立てた。王という主任は、もっぱら法輪功修煉者を不法に拘禁する迫害をしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年10月16日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/8/209945.html

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