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フランクフルト図書展:「中国で最も売れていた『転法輪』は中国で発行禁止」

(明慧日本)ドイツ・フランクフルトで2009年10月13日夕方、第61回国際図書展が開催された。今年の主賓国は中国。図書展の開催1カ月前、主催者側は中国新聞検査局の圧力に屈し、中国が異議を唱える作家の作品についての展示を排除した。ドイツのマスコミがこの事を暴露した後、市民らは主催者に対してこの行為は言論の自由に反していると批判、主催者は公の場で謝罪した。今回の図書展は準備の段階で論争があったため、1万5千人の記者の注目を集めた。開会式当日、会場前で出席した人々の目にとまったのは、『転法輪』の著書が印刷され、「1996年中国で最も売れていた本。中国では現在発行禁止となっている」と書かれた横断幕であった。

 出版業界のオリンピックと言われる「フランクフルト図書展」は世界最大の図書博覧会。この図書展は出版社と作家が出版交渉するだけでなく、思想や自由についての公開討論の平等な場を提供している。世界的な経済不況の中でも、百以上の国から、7千以上の出版社が出品した。今年の主賓国は中国であるため、中国は500万ユーロを出資、200人に上る代表団を送った。展示期間中、中国に関わる活動が500件以上行なわれ、大勢の中国人が会場に押し寄せた。

 法輪功修煉者は図書展会場の前で、世界から集まった参加者に対し、法輪功とは何か、中国でどのような残酷な迫害を受けているのかについて伝えた。この活動は、図書展の開催期間中に毎日続けられた。

 中国からの参加者の一人は、法輪功修煉者と長い時間にわたって話した。彼は、中共の法輪功に対する誹謗中傷について、事実はどうなのかをはっきりさせたい思いがあったようだ。彼は中共の虚言を信じず、法輪功修煉者の説明を真剣に聞いていた。

 2009年10月17日


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/14/210379.html

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