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年配同修は内に向かって修煉し、利益心を取り除く

(明慧日本)週末に実家に帰って、母は私にあることを言いました。私はそれを聞いてとても辛い思いをしました。

 母の家の前には陳おばあさんという一人の年配の同修が住んでいます。母の家の外は陳おばあさんの家の裏です。先日何日間か連続で雨が降った為、路地にコケが生えてきて、道はとても滑べるようになってしまいました。転ばないように、母はシャベルを使ってコケをちょっとすくいました。すると、陳おばあさんは母に文句を言いました。母が彼女の家の裏の壁の下の地面を低くして、雨が降ると雨水がそっちに流れてしまって、布団なども、皆カビが生えているなどと、母に愚痴をこぼしました。母は不平不満を私に言っていました。最後に母は「彼女はそれでも煉功者なのでしょうか?この数年間の修煉は全部無駄でした。李先生もおっしゃいましたよ、彼女のような人は真の修煉者ではありません。私はどうして彼女の布団にカビを生えさせることが出来るのでしょうか?」と言いました。母は修煉者ではありませんが、師父の説法の録音を聞いたことがあります。

 母の愚痴を聞いて、私は何も言いませんでした。

 このことで私達の学法グループのもう一人の年配の同修のこと思い出させました。私達は最初彼女の家で学法していました。ある時、彼女は塀のことで隣近所の人と喧嘩したことを私達に話しました。その理由は、相手の家の主人は“権力者”で、 もともと土地を多く持っているにも拘らず、塀を造る時に彼女の家の南部屋との隔たりがないほど近くに塀を造りましたので、雨が降ると、南部屋の壁は雨水が浸透し、カビが生えてしまいました。この年配の同修は相手に文句を言いに行って、結局、相手と言い争いました。また、相手の家の二階の排水管が壊れましたが、彼達が知りませんでした。水がこの年配同修の家の庭に流れて込んでしまいました。年配同修は相手と口げんかをしました。彼女は近所の人との関係がよくないことと他のことで、私達のグループは彼女の家で学法することを止めました。この年配同修は自分の行為と法輪大法にマイナス影響をもたらしたことを意識せず、内に向かって探すこともしませんでした。グループ内の他の同修も内に向かって自分の問題を探さず、ただ単に同修の悪口を言っていました。

 年配同修はいかに利益に執着する常人の心と争いの心を取り除くかについて書くつもりでしたが、昨夜、突然あることに気づきました。主人は定年退職後も給料は比較的に高いのですが、それほど大法の為に尽力をつくしていないし、或いは全く尽力をつくす気がありません。お金に対する執着はまだまだ大きいのです。そうであれば、私にこんなこと聞かせたのは偶然なのでしょうか?利益への執着心、争う心はまだまだ大きいのではないしょうか?師父は何度も夢の中で私に悟らせようと工夫しましたが、私は悟れませんでした。例えば私はこんな夢を見ました。自転車をなくしてしまい、私は焦って何もやりたくなく、どうしても自転車を見つけようとしました。また、私の家の貯蔵室の扉が誰かに下ろされていました、中の物はそのままでしたが、私は物を盗まれることを心配して、一刻も扉のところから離れようとしませんでした。最近、我慢できず家族の人と何度か不愉快なことが起きました。その後、彼女達に謝りましたが、修煉者として守るべきこと「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」『転法輪』を守れませんでした。師父は夢の中で私を試しましたが、私は忍を守ることが出来ず、夢の中で家族の人と喧嘩をしてしまいました。

 「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」『転法輪』これは一人の修煉者として最初から出来なければならいことですが、日常生活の中ではなかなかうまく把握出来ません。特に、家族の人となると、いつもどっちが正しいか争ってしまいます。これは家族の人に情があるからです。結局、修煉は「名、利、情」を取り除くことです。私達は「名、利、情」を取り除いてこそ、取って代わるのは慈悲心です。「慈悲心が現われて来れば、衆生はみな苦しんでいるのだと思い、誰を見てもこの人は苦しんでいるのだと思うようになります。」『転法輪』「われわれ煉功者においては、トラブルが突然現われることがあります。その時、どのように対処ればよいでしょうか?平素から慈悲に満ちた、和やかな心を保っていれば、問題が起きた時には、一息おいて余裕をもって、適切にその問題に対処することができるのです。」『転法輪』

 正法は最後の段階までに来ており、私達への要求もますます厳しくなっています。ですから、私達は必ず学法を重視し、法に照らして自分を律し、自分自身の修煉をきちんとすべきです。こうしてこそ私達は三つのことをきちんとやり遂げることが出来、よりよく法を実証することが出来、師父の慈悲深い済度に背かないことが出来ます。

 以上は私の浅い体得ですが、不足のところは同修のご指摘をお願いします。

 2009年10月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/13/210166.html

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