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家族に真相を伝えることを簡単に諦めない(一)

(明慧日本)私は1996年に大法と出会ったときの心を震わせる深い感動をまだ覚えています。なんと素晴らしく最高な気持ちで、その一時を味わいました。まるでさんざん路頭に迷った人に帰途が見えた時、目に感動の涙があふれたかのように激動しました。師父は絶望の崖底から私を救い上げてくださり、悩みや苦痛に満ちた生活から抜け出させてくださいました。大法に出会ったあの一瞬、自分が法を得るためにこの世に来たと目覚めました。

 1999年7.20以降、中国のどこでも修煉の環境が厳しくなり、私の夫は相当中共のデマに毒害されたのか、どうしても私の修煉の道を阻もうとしていました。しかし、修煉に確固とした意志をもち、夫のいない時に最大限にその時間を活用して修煉(学法と煉功)をします。夫はすでに中共のデマに深く影響を受けたせいで、師父と大法に非常に悪い印象しか持っていないため、時に気が向かなかったら、師父と大法をひどく罵りました。私はいつもこの罵声に大変心が痛みました。離婚という考えが何度も浮かびましたが、やはりそれがまた、邪悪の大法弟子を攻撃する材料になることに自分が乗じられないように気をつけました。我慢するよう自分を引き締めながら、迫害の実態を夫に伝えることを怠りませんでした。このように力を入れてきましたが、夫はまったく私の言うことを反対するどころか、かえって私を怒りました。それだけでなく、法輪功の書籍と真相資料を目にすると、すべてを破損しました。

 社会も家庭も私の修煉を認めず、9年間もこうして乗り越えてきました。ここまで来た私は、法理への理解がそんなに高まっていませんが、修煉が良くできていないために最悪な環境から抜け出せなかったいうことに気づきました。2008年の時、一人の同修は自分の修煉を堅持しただけで、夫に包丁で脅かされたことまで起きました。それでも強い正念をもってやるべきことを続けると共に、常に夫に向かって正念を発し、人を操る卑しい鬼を追い払った後、夫は変わり、間違った観念が正されたそうです。その話を聞いて、情けない自分を深く反省する中、今まで夫に対しては怨恨の心しか持っていなかったと気づき、修煉者の慈悲の心で夫に接していませんでした。師父は「誰に対しても慈悲をもってこのように対処し、鉄鋼を溶かすほどの慈悲があれば、良く行うことができます」(二〇〇三年旧正月十五日の説法)と教えてくださいました。しかし、私はそれに従わなかったので、自分の修煉環境が悪化していました。これからは、夫も衆生の一人と見なし、慈悲の心をもって対処するとその時に決めました。

 それから、師父と大法に対する恨みを持たせる憑き物を取り除くよう、夫にに向かって正念を発し続けていました。この行いを続けるに連れて、夫も変わってきたと感じたので、機に乗じて大法の素晴らしさと、大法はこの世で人を救い済度していることも伝えました。また、夫の可愛がる娘が大学生になって病気に苦しめられ、法輪大法を学んで病気が治ったことも例に挙げました。夫は何も返事をしませんが、昔と比べて怒鳴ることはありませんでした。

 (続く)

 2009年10月19日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/14/210341.html

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