■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/10/20/mh214976.html 



真に大法を修め 使命を果たす

文/インディアナ州の大法弟子

(明慧日本)尊敬する師父、こんにちは! 同修のみなさん、こんにちは!

 私たち一家は2008年8月、数々の障碍を乗り越えて、中国大陸から渡米しました。現在、アメリカで邪悪な中国共産党の内幕を暴露し、迫害の真相を伝え、師に遵って法を正し、衆生を救い済度する活動に参加しながら修煉をしています。

 神韻公演は、師父自らが行っておられる衆生を救い済度するプロジェクトであり、縁ある人々を神韻公演の会場まで導くことは、私たち大法弟子が師父に遵って正法に直接参加し、衆生を救い済度するチャンスなのです。アメリカに来てから、幸いにも2009年、アメリカのいくつかの都市で公演された神韻のチケット販売促進活動に参加することができ、公演前後の5カ月間以上にわたってチケット販売を行いました。チケット販売促進活動に参加することは真に修煉の過程であり、修煉者が互いに協力する過程でもあり、またいかに自分の不足を探すかの過程でもあります。また、自分の執着心を取り除く過程でもあり、いかに正念をもって各種の良くない観念を克服するかの過程でもあると悟りました。同時に、しっかり学法をし、強い正念を持ってこそ、チケット販売もよくできるし、多くの縁のある人々を神韻の公演会場まで導くことができ、さらに多くの衆生を救い済度することができるとも悟りました。

 今年、私はまたあるプロジェクトに参加する機会がありました。参加してまだ日が浅いのですが、私はとても多くのことを体験できました。このプロジェクトに参加した体験を述べたいと思います。

 このプロジェクトに参加した当初、該当する大部分の仕事は自分が以前やったことのないことだったので少し心配しました。私は渡米する以前に一つの願望を持っていました。それは、もしチャンスがあれば自分が学んだものを、真相を伝える仕事や、師に遵って正法の仕事にもっと多く使いたいということでした。そのチャンスが今やってきました。ですから、必ずこのチャンスを見逃してはなりませんし、すべては偶然ではないのです。

 該当プロジェクトの仕事は、段階ごとにトレーニングがありました。はじめのころ、自分の編集能力は低くはないと思っていましたので、いきなり一篇の原稿を受け入れました。しかし、一回目の編集はあまり順調にはいきませんでした。そこで私は、編集トレーニングの要求に繰り返し目を通し、以前同修が編集した原稿を読み直し、約3時間を費やして、やっと原稿の編集を終わらせることができました。原稿のチェック担当者は、チェックが終わると私の編集に対して励ましの言葉をくれました。チェック担当者のチェック後の原稿を読んでみると、言葉はもっと自然で、誠実で、さらに人を惹きつけるような文章になっていました。それによって、多くの人々に真相を伝えることができ、「神韻公演」の広報ができ、衆生を救い済度する作用を果たすことができるのだと思いました。

 またチェック後の原稿はとても強いエネルギーを帯びていました。これは私をとても驚かせました。しかし、私は自分がすばらしい編集者、衆生を救い済度する作用を果たす編集者になるまではまだまだかけ離れていると認識しました。衆生を救い済度することにおいて、より良い効果を得るには、必ずしっかりと学法をし、三つのことをしっかり行い、常に正念を保たなければならないと悟りました。

 一回目の編集体験があってこそ、修煉上の差異を認識することができ、私はさらに精進するようになりました。まず毎日学法をし、煉功を続けることでしたが、忙しくなって、学法の時に眠くなり、煉功の時にも五式の動作を全部行えませんでした。また五式の動作を煉功音楽の時間どおりにできないときもありました。すると、次の仕事がやってきたとき、やりたくても力不足だと感じることがあるのです。

 ニュース関連の仕事の最も大事な事は素早く仕上げることです。ニュースがあったらなるべく早く発表しないといけません。私たちのプロジェクトの仕事は普段夜11時から12時以降にファイルをアップロードし、他のメンバーがその後、3時間から5時間以内に原稿を編集し、その後、残りの作業を完了させてから、発表することができます。ですから、夜間に仕事をしないといけません。これは私にとって一つの挑戦であり試練でした。

 私は常に夜遅く休んでいました。しかし、一晩中休むことができず、場合によっては数日も休めないならばどうなるのだろうかと心配しました。私がぶつかった一つ目の試練は編集のことでした。編集はとても頭を使う仕事で、時間が長くなると頭がくらくらし、頭が膨らんでくるように感じます。このときになると苦しみを恐れる心、疲れを恐れる心が出てきます。二つ目はこうして数日間も寝られず、また昼も続けて仕事をするとなると、身体も耐えられなくなるのではないかという常人の心が出てきました。三つ目は常人の仕事をする同修は、昼間は会社の仕事をするので、夜は遅い時間まで仕事ができず、休みます。私のように仕事を持たない者の場合は、夜も昼も続けてやらなければならないので、それによって闘争心や、嫉妬心も生じてきました。

 ですから、時には夜に仕事をしたくなくなり、またそのために、とても多くの理由を探し出します。夜よく休めば、昼間は元気いっぱいになるから、効率が良くなるなどなど。しかし、ある晩仕事をしなかったら、翌日とてもいやな感じがしました。ほかの同修が一晩中休まず苦労したことを思うと、私は心地良くなれませんでした。そして、翌日の昼間の仕事の効率にも影響が出てしまいました。

 私たちのプロジェクトチームには一人の老年の同修がいます。彼女は若者と同じく、疲れを知らず、夜の仕事をするだけでなく、昼間の仕事もやり、また毎回私が仕事をしているときには、彼女も常に仕事をしています。私が仕事をしていないときでも、彼女は仕事をしており、こういう状態がすでに何年間も継続されてきました。彼女の言動は私にとても大きな影響を与えてくれました。彼女の一挙一動はすべて大法弟子の素晴らしさを現しており、大法弟子の威徳をも現しました。これは師父が『マンハッタン説法』の中で説かれた、「現実社会で修煉していれば、人間にとって本当に各方面から誘惑され、いつでもどの出来事においても、あなたが要求に達しているのかどうかのことがあります。ですから、歩み続けてきた人は本当に素晴らしいのです」を私に思い出させてくれました。

 師父は『2009年ワシントンDC国際法会説法』の中で、「言ってみれば、皆さんが行ったすべてはいずれも、個人の修煉と関連しており、決して孤立してある一つのことのため、または単一的にあることを行っているのではありません。すべてのすべては法を正すことと関連しており、大法弟子の責任とつながっており、またあなた個人の修煉ともつながっており、これはいずれも分けられないことです」と説かれました。

 ですから私は、今後必ず各種の難関を突破し、最大限に世の人々を救い済度し、師に遵って法を正す活動に参加しようと決心したのです。私が決心した直後のことですが、昼間私が一日中仕事をして、ふらふらするほど疲れ切っていたので、夜の前半の時間は休み、後半に起きて仕事をしようと思っていたときにプロジェクトの責任者から電話がかかってきました。人手が足りないので、私に夜の前半から仕事をしてほしいと依頼があり、かつ新しく協調の仕事をも私に割り当てられました。そして、私にすぐ新しい役割を果たすようにと要求されました。

 その電話に出る前に、私はうとうとと眠気を催していて、少しも元気が出ず、とても疲れていると感じていました。電話が終わったとき、私は新しい試練がやってきたと意識し、これを乗り越えられるかどうかは私がこの一歩をどう歩むかにかかっていると思いました。私はすんなりと仕事を引き受け、すぐに自分の役割に入りました。不思議なことに、私が仕事を始めると同時に、突然一陣の熱い流れが全身を駆けぬけ、全身の疲労感があっという間に消えたのです。頭がはっきりとしてきて、たくさんの人が提出した要求を受けてまとめる協調の仕事を終えると、知らないうちに翌朝6時の発正念の時間になっていました。同じプロジェクトの同修が私に、「お疲れ様です、少し休んでください」と言ってくれた時、私はやっと自分が一晩中ずっと寝ていなかったことに気づきました。しかし、全く眠くありませんでした。

 師父が『マンハッタン説法』で「これほど大きな法があり、正念の中で大法が皆さんとともにあり、これは絶大な保障です。正念が足りず、法に符合していなければ法の力から離れ、孤立無援のように見えます。大法の事を行っていても、法に合っていなければならず、でなければ、法の力がありません」と説かれた法を、私は思い出しました。

 わずか数カ月の期間で、私は現在やっているプロジェクトが要求する大部分の仕事を独自で完成できるようになっていました。もちろんまだ一部の仕事は十分にこなせない状態ですが。私は多くの執着心をまだ本当に取り除いておらず、しばしば多くの常人の考え方と行動をとってしまいます。これらはすべて、私が真に修煉する過程の中で修めなければならないものです。本当に法を信じ、師父を信じ、三つのことをしっかり行う過程の中で、自分の不足をみつけ出し、互いに学び、互いに修めていく過程の中でこれらの正しくない、法理に適わないものを取り除かなければならないと思います。私はすべての邪魔を取り除き、修煉を始めた初期のころのように精進できるように頑張ります。

 2009年10月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/30/209282.html

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