黒竜江省ジャムス市:十数人の法輪功修煉者が警官に強制連行される
(明慧日本)黒竜江省ジャムス市南崗派出所の革延軍ら警官は2009年9月19日、「上の階に水漏れが発生したので、急いで来てほしい」という口実で、法輪功修煉者・宋立娟さんに家のドアを開けさせた。その瞬間、予想もしないことに、警官らが突然押し入った。そして、警官らはすぐに電話で南崗派出所と前進公安分局の警官を呼び出し、闖静さん、文英さん、劉桂芹さん、王金霞さん、宋立娟さん、王玉新さん、張慶余さん、張春英さんなど10人の法輪功修煉者を連行した。彼らは1カ月経った今もまだ不法に留置場に拘禁されている。
以下は連行された法輪功修煉者が迫害された一部の情況。
一、劉桂芹さん(40歳女性)は法輪功に出会い、修煉前の病弱な体といくつもの持病が吹き飛んだ。彼女は法輪功の教えに従って、他人を先に、自分のことを後にするという人を思いやる行動を実践した。また、中共のデマに騙された人々を喚起するよう法輪功の迫害の真相を伝えた。
2005年7月31日、浩良河で真相資料を配っていた劉さんは、化肥工場で突然身柄を拘束された。1カ月後、宝泉レイ公安局に1年の労働教養を処され、2005年9月14日にジャムス労働教養所へ入れられた。2006年、釈放された劉さんの体は非常に弱っていて、かなり長い時間の養生で回復した。2009年9月19日、劉さんは再び連行された。
二、張慶余さん(30歳男性)は2005年7月31日、人々に法輪功の真相を知らせるために、2人の修煉者と一台の車で浩良河へ行き資料を配布した。その時、化肥工場の者は張さんの車を止めて横取りしたうえ、宝泉レイの留置場に拘禁させた。
張さんは以前、拘禁されていた際に拷問などを受け命の危険に晒されたことがあり、病院に送られ救われた。今回の拘禁で、張さんの釈放と車の返還を要求した家族は宝泉レイ公安局に駆けつけたが、当局に追い出された。その後、4万元を払って車をやっと取り戻すことができたものの、張さんは1年の労働教養を受けた。張さんの父親は、息子の安否をあまりにも心配したことで、ひどい病気を患い、この世を去った。施設内で張さんは、寒空の下で薄着を強いられた。母親は息子の体を気づかって、衣服や歯ブラシなどの生活用品を送ったが、施設は受け取りを拒否した。そのため、張さんは生活に必要な最も基本的な用品も持っていない。
三、孫玉富さんと王玉新さん夫婦は、2人とも強制連行された。9月19日、孫さんは仕事や自立した生活もできないほどの心臓病の重度患者でありながら、南崗派出所まで不法に連行された妻の釈放を求めに行った。しかし、警官にからかわれたうえ、副所長・劉金山は孫さんを強く殴った。劉は、倒れた孫さんのお腹を続けて蹴った。突然襲ってきた暴行にショックを受けた孫さんは、心臓病の発作を起こして意識を失った。
四、宋立娟さん(女性)は、睦まじい家庭を持っていた。中共による法輪功に対する弾圧が始まってから、宋さんの家庭は崩壊してしまった。宋さんの夫は結局、警官の頻繁な嫌がらせなどに耐えられなかったため、宋さんと離婚した。現在、宋さんは不法に留置場に拘禁されている。
五、闖静(チンセイ)さんは、毎日のように留置場で「南崗派出所の劉金山に迫害され、私はけがを負ったため、診察を受けたい」と訴え続けた。かつて、闖さんは南崗派出所で、劉金山らに殴る蹴るの集団暴行を受け、鉄の椅子による拷問、吊るされて猛打される拷問を加えられ、大量出血し重体となった。にもかかわらず、南崗派出所は診察などの処置を一切行なっていない。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年10月21日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/17/210524.html)
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