河北省張家口市:王德亮さんは迫害され死亡
(明慧日本)河北省張家口市に住む法輪功修煉者・王德亮さん(男性)は中秋節直前の2009年9月16日、長期にわたりいわれのない迫害を受け死亡した。
中共による法輪功への10年間の迫害の中で、王德亮さんは心身ともに迫害を経験し、それは想像もできないほどだった。王德亮さんはひどく迫害され、病院で緊急処置を受けていたとき、民生委員会の中共書記・王万才は王さんへの迫害を諦めず、「建国60周年記念」を理由として、病院に押しかけ、家を離れないよう王さんを脅かした。
王さんは若いころ、謙虚な性格で、仕事は真面目で、退職した後の1996年の秋に法輪功の修煉を始めた。王德亮さんは「真、善、忍」の基準に従って自分を律し、善良な人になって、価値観は大いに変わった。何年も抱えていた重い気管支炎、前立腺炎などの持病は全快した。年齢は70歳近くだが、50歳過ぎにしか見えず、とても元気で心身ともに恩恵を受けている。
1999年7.20日以降、中共は全面的に法輪功を迫害し始めた。王さんは人に会うたびに大法の素晴らしさを伝え、迫害の真相を伝え始めた。王さんのこの行動は地元政府と610弁公室組織の目ざわりとなった。市区の各政府の指示のもとで、北新村警察署、区役所、民生委員会が長期にわたって王さんの行動を監視し、嫌がらせし、さらに脅迫していた。
2001年10月25日、地元政府は王さんの妻を連行し、不法に家宅捜査をした。家はめちゃくちゃに荒らされ、腕時計、現金など私物をたくさん没収された。南営坊警察署の警官・趙進国、康新、王重成およびその部下は、高齢の王さんに野蛮に暴力を振るった。足で王さんの頭を踏みながら殴り、信仰を放棄するよう脅迫し、殴るのが疲れたら王さんにツバを吐き、さらに何度もスタンガンで電気ショックを与えた。これは非人道的である。趙進国は家族に管理費、食事費を理由として1000元をゆすり取ったが、領収書を発行してくれなかった。しかも「法輪功に関しては何の領収書も出さない」と言った。お金をゆすり取った当日の夜、趙進国は仲間を集め、レストランで食事をした。
連行されてから一週間後、王さんは張家口市留置所に拘禁され、386日間も非人道的な迫害を受けた後、でっち上げの罪名を着せられ、不法に3年、執行猶予4年の判決を言い渡された。
王さんは釈放された後も、地元の610弁公室は王さんの家族に嫌がらせをし始め、特に敏感日(祝典や大イベントなどの日)は、より脅迫し、身分証明書を没収し、家から出ることさえ許さなかった。
オリンピック前夜、北新村の役所の書記・梁と副書記・王宜斌が民生委員会主任・胡金香、趙と警察署の警官、合計20人あまりが王さんの家に行った。趙が門をこじあけ、再び王さんと奥さんを市法制センター(市戒毒所)に連行した。何の証拠もなく法的手続きもないまま、2か月も不法拘禁された後、釈放された。
拘禁中、刑務官のやり方はとても悪質で、食事はとても少なく、いつも空腹であった。しかも、食べ物の中にいつもネズミの糞が入っていた。こうしていわれのない2か月の拘禁で、王さんは胃癌になり、最後に迫害により死亡した。
2009年10月23日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/1/209398.html)
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/10/5/111344.html)
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