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沈陽市の警官は于静珍さんを連行、司法部門は不法な裁判を企む(写真) (明慧日本)遼寧省沈陽市蘇家屯区に住んでいた于静珍さん(65)は、勤勉で人柄の良い専業主婦で、法輪功を修煉して13年になる。修煉してから、年齢のわりに丈夫な体を持ち、家事や夫の介護をてきぱきとやり遂げていた。
2009年7月28日午後、彼女は于さんは法輪功の真相資料を配布していた時、突然警官に連行された。同日夜7時ごろ、蘇家屯区公安局刑警大隊の警官は于さんの家を荒らし、法輪功の関連資料を没収した。 拘禁された于さんは面会を禁じられているため、彼女の状況は全く分からない。情報筋によると、いわゆる于さんの「ケース」は蘇家屯区検察院で裁判を受けることになっており、つまり公安局、検察院、裁判所は不法な裁判を企んでいる。 于さんは、法輪功を修煉する前は性格の強い人で、日頃から姑とよくもめており、また、十数年の畑作業で体が衰え、病気だらけで立つだけでナイフに切られるような痛みが生じ、長年薬を飲んで治療しても一向に治らなかった。1996年に法輪功に出会ってから、彼女は薬のいらない生活を送るようになった。「真、善、忍」に基づいて良い人になるよう目指し、人のことを優先に考え、自分の内に向かって探し、修煉を精進した。いつも自ら進んで道を掃除し、近隣所との付き合いも睦まじかった。80歳の夫の父親に対しても親孝行で、心を込めて食事を作ったりして世話をした。また、重い糖尿病に罹った夫の面倒を見る一方、実家の半身不随で自立生活のできない母親の面倒も見なければならなかった。しかし、家庭の事情がこれほど深刻になっても、法輪功修煉者の彼女がいれば、どこにでも笑い声と喜びがあふれていた。 中国共産党が法輪功を迫害し始めてから、周囲の人々に迫害の真相を伝えた于さんは2000年、地元の警官に捕まったことがある。当時、馬三家労働教養所でひどい迫害を受け、すっかり白髪になってしまい、歯は一本しか残っていなかった。 于さんは現在、沈陽留置場で拘禁されている。70歳の夫は介護する人もおらず、痩せこけている。妻の迫害にショックを受け、ベッドの上で毎日、于さんが無事に帰って来ることを待ちわびている。 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 2009年10月24日 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/22/210921.html) |
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