■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/10/24/mh252280.html 



山東省:中共は女性教師を迫害、虐殺(写真)

(明慧日本)山東省イ坊安丘市で2009年10月上旬、紅沙溝幼稚園の教員・李秀珍さん(女性)が中共の警察に連行され、わずか3カ月後に済南市刑務所で迫害によって死亡した。しかも、李さんの遺体は当局によって強制的に火葬された。

 これは『真・善・忍』を信じている人に対する虐殺である。この10年間、安丘市だけでも24人が当局による迫害で死亡している。

 李秀珍さん(50歳女性)は、安丘市凌河鎮曹家溝村に在住。法輪功を修煉するまでは多病で毎日頭痛、胃痛、生理痛などで苦しんでおり、夫は交通事故で他界した。残された李さんは、病気の身体で幼い子供2人の面倒を見なければならなかった。しかし、1998年に法輪功の修煉を始めてから、身体が元気に戻り、明るくて優しい人に生まれ変わった。

 しかし、中共が法輪功を弾圧し始めてから、李さんは「真・善・忍」を信じてもっと良い人になることに罪は無いと信じて、3回上京し、政府に法輪功は素晴らしい気功であると陳情した。3回上京したとき、手元に旅費がなかったので数千キロの道を歩き、お腹が減ったら物乞いをしながら北京を目指した。これは「法輪功は素晴らしい!」というたった一言を言うためであった。

 残念ながら、李さんは警察に19回にわたって連行され、不法に労働教養を科された。そして、懲役7年の罪を下され、610弁公室によって喉から胃に至るまで灌食され、十数種の拷問を受けた。中共の残虐な拷問と虐待を受けても、李さんは自分の信仰を捨てなかった。警官がスタンガンで李さんを攻撃した時も、彼女は警官に真相を伝え続け、中共に騙されないように、修煉者を攻撃しないように説得した。しかし、刑務所の政治科長・胡は、自分が疲れて動けなくなるまで高電圧のスタンガンで彼女を攻撃した。李さんは毎日5、6回攻撃されたため、絶食をして、釈放を求めた。しかし、警官は彼女の鼻にガス管に使うパイプのような物を挿入し、強制的に暴力で灌食をして苦しめ、28日間寝かせなかった。さらに4、5人が交代で李さんにずっと暴力を振るった。それでもなお、李さんは「法輪功は素晴らしい!」と真相を伝え続け、信仰を放棄しようとしなかった。
掃除用の棒で李さんの眼を開き、寝かせない様子
李さんは手足を固定され、強制的に鼻からパイプを胃に至るまで管を挿して食物を注入され、身体を動かせない様子
拷問の様子を再現

 2002年末、李秀珍さんは残虐な拷問によって痩せて危篤状態に陥り、自力で歩けなくなり、体重もわずか20キロになった。命の危険を感じた警官らは、責任を逃れようと危篤状態に陥った李さんを家族のもとに返した。13歳の娘は母親のやつれ果てた姿を見た途端に気絶してしまった。

 その後も李さんは日常生活を絶えず妨害され、仕方なく6年間路頭に迷っていた。2009年6月13日午後、李さんは私服警官に再び連行された。警官は彼女を自宅まで連れて行き、パソコン2台、プリンタ2台、現金などの個人財産を没収した。その後、李さんは行方不明になった。

 それから1カ月後、家族は李さんが不法に安丘留置場に監禁され、迫害されていることを知った。李さんは信仰を続けたことによって中共のさまざまな拷問を受けた。肉体的に残虐な迫害を加えたうえ、当局は李さんを安丘市党の洗脳班に入れた。その後、さらに独房に入れて強制的に洗脳した。それから、李さんの行方は再び分からなくなっていた。

 済南市刑務所で殺害されてから数日経ち、10月上旬に家族はやっと李さんの遺体と会うことができた。しかし、警察当局は遺体を強制的に火葬した。

 このように、優しくて元気な李さんは「真・善・忍」を信仰したことで中共の犠牲になった。李さんは最後の連行から3カ月後、迫害によって死亡した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年10月24日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/23/210966.html

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