安徽省ダン山県:法輪功修煉者10数人が「610弁公室」に強制連行される
(明慧日本)今年8月以来、安徽省ダン山県では10数人の法輪功修煉者が相次ぎ強制連行され、金銭を強請り取られた。これは県「610弁公室」のリーダー・段個人の意思による仕業だという。
強制連行された法輪功修煉者で身元が分かっているのは、李朝東さんと劉玉鳳さん(夫婦)、李正義さんと小香さん(夫婦)、鄭偉元さん、蒋静さん、李阿麗さん、劉美玲さん、王さん、胡金玲さんなど。やむなく放浪している人も数人いる。
李朝東さん、李正義さんとも家宅捜査され、朝東さんの自宅のコンピュータなどが没収され、兄の子供の学校用パソコンをも没収された。李正義さんの家の庭に多くの穴が掘られ、あちこち捜査され、乗用車も強奪された。これら警官の行為を見た周りの住民達は「マフィア集団と変わらない」と話していた。
鄭偉元さんは上海で運転中、私服警官に強制連行され、ダン山県の警官に地元に移送されたが、家族には知らされなかった。警官はその後になって鄭さんの逮捕状を補った。鄭さんの身分証明書、運転免許、携帯電話、現金などは全て「610弁公室」にある。鄭さんは未婚者のため、警官はこれら貴重品を握って家族を脅している。
蒋静さんは朝5時に強制連行された。李阿麗さんと王さんは店で営業していた際に強制連行され、王さんの営業売り上げ金も警官に奪われた。
最近、お金を出して釈放させようとした家族もいた。3万元を支払った以外に、高価な贈り物をして救出できた人もいれば、2千元、4千元、5千元出しても釈放されていない人もいる。現在、劉美玲さん、小香さん、胡金玲さんが釈放されたことが分かった。
この事件は「610弁公室」のリーダー・段の指示のもとで行なわれたことだという。段は多くの法輪功修煉者を強制連行することを通して、お金を集めることを企てている。お金を多く支払った人は釈放されたが、払えない人や小額の人には応じない。
2009年10月26日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/25/211064.html)
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