■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/10/28/mh293850.html 



遼寧省営口市:劉来彬さんは5年間拘禁され死亡

(明慧日本)遼寧省営口市の法輪功修煉者・劉来彬さん(67歳男性)は、2004年2月に強制連行され、その後、営口刑務所に拘禁されて、二度、危篤状態に陥った。2008年6月に釈放されたが、2009年10月10日午前9時頃、死亡した。

  劉さんは元営口市ボイラー工場の職員で、以前は胃の病気、静脈炎、肺膿瘍などの重病を患っていた。1997年から法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」の基本理念に基づいて自分を厳しく律したため、病気は瞬く間に消えた。

  1999年「7.20」、中国共産党が法輪功を迫害してからは、町役場の役人、派出所の警官が、劉さんの自宅に来ては私生活を妨害した。一度は、洗脳班施設に監禁され洗脳教育を受けたことがある。

  2003年6月24日、劉さんは営口駅前の建豊市場で商売していたところを、営口派出所の数人の警官に強制連行された。そして不法に営口留置場に拘留されていた時、劉さんが煉功したため、警官に指図された若い受刑者に暴行された。 劉さんは後に営口市のある刑務所に移送された。

  その刑務所に監禁されていた間、看守・伊兆雲は、劉さんに対して「煉功してはならない」、「法輪大法は素晴らしい」と言ってはならないと強要した。受刑者と同じように10数時間の労働をさせられた。夜通しで労働させられることが多く、睡眠時間も少なく、このような状況下で当直をさせられたことがしばしばあった。

  拘留期間中に、検察院は劉さんに対して「法律の実施を破壊した」という罪で起訴した。2003年12月5日、裁判所は形式だけの裁判を行い、そして劉さんに5年の懲役刑を科した。2004年2月、営口刑務所に送られて迫害された。

  劉さんは刑務所で心身ともに大きなダメージを受けた。刑務所に入れられた途端、警官は受刑者を使って「転向書」にサインするよう脅迫した。独房に閉じ込められたり、背の低い腰掛に直立不動の姿勢で長時間座らされたり、24時間寝かせてもらえなかったりなどの迫害を受けた。そして刑務所を管轄する部署の役人、610弁公室の役人らは家族に、劉さんに法輪功に対する信仰を放棄するよう、圧力をかけるよう強要した。

  刑務所に拘禁された劉さんは、二度、危篤状態に陥ったにも関わらず、刑務所側はなりふりかまわず迫害し続けた。劉さんは2008年6月に釈放されたが、無念な思いをはらせないまま、10月10日午前9時頃、死亡した。

  2009年10月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/21/210803.html

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