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時間が速まったことについて


文/北京の大法弟子

(明慧日本)私たちは大法弟子として、時間に執着しません。大法を実証すること、衆生を救い済度するのが私たちの使命です。しかし、私たち大法弟子が全体や個人にしても、時間に執着した深刻な教訓がありました。師父は、このことについて多く説法されました。ですから、私たち大法弟子はこの面で比較的に注意し、時間に対する執着心により妨害されないようにすべきです。

 しかし、今年の9月末、私の若い同僚は突然、「最近、時間が速くなったと感じるね。一日がすぐに終わってしまって、本当につまらないよね」と言いました。話を聞いた私はちょっと驚き、「そうだね。私もそう感じるよ。一日何もしていないのにすぐ暗くなるよね」と言いました。私は彼女に、時間がなぜ速まったと感じたのかを教えたかったのですが、彼女がそれを受け入れられるかどうか心配で言えませんでした。

 彼女の話は、私に時間のことを考えさせました。常人さえ時間の速さを感じているのだから、時間は本当に不思議なほど速まっているのです。師父は「1999年7月以前、一日は昔の一秒でした。今も絶えず速められていますが、現在の一年はおよそ昔の一秒です。これはまだ平均数であり、今でも速められています」(『北米での巡回説法』)「現在時間は確かに絶えず速められています。皆さんに教えますが、私が速く行えば行うほど、時間は速くなります。なぜならば、宇宙の最も高いところにある要素は私が法を正すことを時間と関連付けてしまったからです。時間も旧宇宙の神なので、それらは法を正す中の全てのことを時間と関連付けました。私が速くなればそれらも速くなり、私が遅くなればそれらも遅くなります。ですから、私が速く行えば行うほど、時間が速くなります。しかし、師は速く行わずにいられないのです。最後の一刻に間に合わなければ、衆生を救うことが間に合わなくなります」(『二〇〇三年旧正月十五日の説法』)とおっしゃいました。

 時間が確かに速まったと感じました。私の周りの同僚は仕事中に思わず嘆いていました。彼らに何か困っているのかと聞くと、何もないと言いますが、まるで生理的な要求のように溜め息をつかなければならないのです。彼らは溜め息のことについて、健康に有益であると考えているようです。時々、仕事場にあちこちから、到る所で溜め息が聞こえます。私は師父の説法から、時間が速められたから、人の体はついていけなくなり、心臓の負担が重くなって、溜め息をつかなければならないのかな、と考えています。

 師父の時間についての説法は、私たち大法弟子にとって、厳粛な試練だと考えています。例えば、法を正す時間が終わると見た同修は、時間もないし、自分が法の実証を多くやってきたし、ちょっとゆるめてもいいと考え、円満成就のことを待っている人、あるいは、法を正すことが終わる日が近づいてきているが、どうせ自分が大法の実証することをよく行っておらず、大法弟子としてやるべきことをやらなくなった人、そのような大法弟子は、時間に対して重い執着心を持っていると私は思います。

 私は、時間に対する執着の念が頭にしばしば出てきました。しかも、いろいろと変わった形で頭に現れてきました。若い同僚が時間が速まったと私に言ったのにはびっくりしたが、私がこの面での執着心を持っているからだと思います。同僚の言葉は、本当に私の執着しているところに触れました。時間に対して執着するのは間違いで、私は、私と同じような考えを持っている同修に、これらの問題に重視してほしいと思います。また、一つの考えや一つの念にある常人のような雑念を見逃がさず、徹底的に取り除きましょう。

 実は、師父の説法は無限の内包があります。師父は、時間が速められ、しかも、これからもっと速くなるとおっしゃいましたが、絶対にその通りです。常人さえ感じたのです。大法弟子として、常人の考えではなく、法に基づき師父の説法を認識すべきです。時間が速まっているから、衆生を救い済度する時間、大法を実証する時間も残り少なくなり、私たちは時間を無駄にしないように頑張りましょう。

 私たち大法弟子は一分一秒でも、師父に教えていただいた三つのことを行い、できる限りより多くの衆生を救いましょう。師父が私たち大法弟子に与えてくださった現在の一分一秒は、法を実証すること、衆生を救うための時間です。

 現在の常人は、巨大な危険がすでに近づいていると知らず、とても憐れむべきことです。もし、私たちが常人に真相を伝えないと、救わないと、本当に助からないことになります。ですから、私たち大法弟子は真相を伝え、人を救うことを時間あるうちに一生懸命、大切にして行わなければなりません。

 以上は個人の感想ですが、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 合掌。

 2009年10月30日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/21/210636.html

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