■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/11/01/mh022857.html 



神通を使うことについて

文/黒竜江省 玄童

(明慧日本)『明慧週刊』第405期の文章「天目で世界を見て、次第に神通がよみがえった」を読み、私は師父の「ロサンゼルス市法会での説法」の中の、「当時、私は表面の体の転化が、修煉してできた部分と協調し、体を修煉の中で、人間の状態から離れさせ、修煉の弟子が自分の正念で人間と同じ状態を保つようにしたかったのです」の部分を思い出しました。そして、大法弟子は神通を使ってもよい、師父がこの法を説かれたので大法弟子はできるはずだと悟りました。

 神通については、多くの同修は自分が天目で見えないし、慚悟でもないので神通を使うことができないと思っています。実は、発正念自体が神通を使っているのではありませんか? この神通を使って自分の空間場をきれいにし、卑しい鬼を消滅しているのではありませんか?

 修煉者は神通を「見える」かどうかで判断してはなりません。念じただけで神通もできるはずです。しかし神通が本当に有効かどうか、どれだけの作用を働いているのかについては、その念の基点と純粋さで決められます。基点が正しく、念力が純粋でさえあれば神通力が現れ、天地を動かし、できないことはなくなります。

 ある年配の同修の話を聞きました。真相資料を配る際、悪人に見つけられた同修は、発正念をしながら迅速にその場を離れました。しかし、後ろの悪人は追いかけてきます。同修は、私は神でありお前はただの人だ、人が神に追いつくわけがないと念じました。すると、悪人を遥かに遠くへ離れました。なぜこの結果が出たかと言えば、一つは師父および正の神々のご加護があり、もう一つはこの同修は足の神通を使ったのだと思います。大法弟子はあちこちで神通を使っているものの、皆がはっきりと認識していないだけです。

 最後に、「世間の大羅漢 神鬼は十分懼れる(恐れる)」(『洪吟』)を持って、同修を励ましたいと思います。皆が一緒に正念を持ち、神通を使って迫害を排除し、大法弟子の尊厳を守り、衆生を済度しましょう。

 少しの悟りであり、ご指摘をお願いします。

  2009年11月1日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/23/210941.html

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