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四川省:2008年 楽山市の法輪功修煉者が拘禁された状況

(明慧日本)四川省楽山市五通橋区の数人の法輪功修煉者は2008年に迫害を受けたが、現在、ほとんどの修煉者が成都市竜泉イの刑務所に拘禁されている。

 法輪功修煉者・陳桂芳さん(58歳女性)と雷輝栄さん(50歳女性)は2008年5月12日夜、隣のケン為県で法輪功は良いものだと書いた紙を貼っていた際に、現地の警官に強制連行された。2人はケン為県の留置場に半年間拘禁された後、それぞれ2万元をゆすり取られた上、「懲役4年、執行猶予2年」の判決を言い渡された。

 1988年に夫が亡くなった陳さんは、仕方なく息子について他の地方でアルバイトをしている。雷さんは強制的に離婚させられ、現在放浪している。

  王秀雲さん(62歳女性)は2008年7月29日、自宅にいたところ、牛華派出所の所長以下、町の幹部や警官ら12人が押し入った。そして家宅捜索し、パソコンや法輪功の書籍などの数万元相当の家財を略奪していった。王さん夫婦も留置場に強制連行された。修煉していない夫は25日後に釈放された。王さんは半年近く拘禁された後、同年12月22日、裁判のないままに4年の刑を下され、秘密裏に成都市竜泉イの刑務所に送られた。ちなみに、王さんは留置場に拘禁されている期間、家族との面会はずっと禁止されていた。

  李仲芳さん(72歳女性)は2008年5月30日、街で法輪功真相を伝えていた際に密告により強制連行され、2年の判決を下された。

  江秀蘭さん(50歳女性)は元鋼鉄製造会社の社員である。同社の定年退職課の職員は派出所の警官と結託し、定年退職の事情を相談するという理由で江さんを騙して強制連行し、4年の判決を下した。

  ゴン徳祥さん(63歳女性)は2008年10月7日、易治美さん(60代女性)は2008年7月25日、街で真相を伝えていた際に密告により連行され、それぞれ3年半と3年の判決を下された。

 以上の修煉者達は現在成都市竜泉イ(地名)の刑務所に拘禁されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年11月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/1/211620.html

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