■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/11/02/mh030144.html 



真善忍国際美術展にマサチューセッツの政府要人が感動(写真)

(明慧日本)世界40以上の国で巡回展を開催している「真善忍国際美術展」は2009年10月26日、ボストンの州政府ビルで開幕し、5日間展示を行なった。政府要人らが来場し、そのうち3人のマサチューセッツ州議員が開幕式で祝辞を述べた。

 今回の「真善忍国際美術展」は、2004年12月にマサチューセッツ理工学院で開かれて以来のボストン地域での美術展。主催のニューイングランド法輪大法協会の広報担当者によると、今回展示された作品はこの5年間の画家たちの新しい作品も含まれている。しかし、展示スペースが限られているため、26作品しか展示できない。それに本来の作品はとても大きく、約3.35メートルに達するものもあるため、ほとんど縮小した複製品しか展示できない。それでも一番大きいものは高さ約3メートルもあり、非常に壮観だ。
「真善忍国際美術展」開幕式に出席した来賓たち
「家宅捜査」の作品の解説を聞くマサチューセッツ州下院議員ルイス氏(右)
「位置図」の作品の解説を聞くマサチューセッツ州上院議員R. Tisei氏(左二)
「真善忍国際美術展」の来場者


 美術展は真善忍の精神を表す

 ニューイングランド法輪大法協会代表・趙章績博士は開幕式の祝辞で、美術展の作品はすべて法輪功を修煉する芸術家たちが描いたものであると紹介した。趙代表は、次のように述べた。「法輪功の修煉者は過去10年間、残酷な迫害を受けても、終始暴力や恨みを抱くことはなく、加害者に対してもそうです。ですから、法輪功修煉者のこの10年間の真相を伝える道は最も正しいと言えます。真善忍美術展の作品の中には、これまでの出来事と精神の内包が描かれています。つまり、作品は真善忍の精神の真実を現しているのです」

 マサチューセッツ州上院議院は美術展を歓迎

 今回の美術展では5人のマサチューセッツ州議員が支援を示し、うち3人が開幕式で祝辞を述べた。州議会の少数党代表や、共和党のR. Tisei議員は発言の中で、「ここでマサチューセッツ州上院議会より、『真善忍国際美術展』に対する歓迎と支持を申し上げます」

開幕式で祝辞を述べるR. Tisei議員

 Tisei議員は、美術展に来場して重大な意義を感じたと話す。「アメリカ人として十分に民主、自由を満喫しているが、他の地域はそうではないと知った。中国には信仰の自由がなく、今もなお迫害されている」 Tisei議員は、「主催者が美術展を州政府ビルで開催してくれたことに感謝する。美術展をより多くの人々の知ってもらうことを希望する。州議員だけが見られるのではなく、世界各地から州政府の参観に来た人々にも見てほしい」と述べた。

 州下院議員:これらの作品はあらゆる言葉にも勝る、迫害をやめるべき

開幕式で発言するマサチューセッツ州下院議員のルイス氏

 マサチューセッツ州民主党の下院議員ルイス(J. Lewis)氏は、「州政府ビルの今週の芸術展はとても重要である。これらの美しく感銘を与える作品は、天賦の才能のある芸術家たちの手によるものだ。これらはあらゆる言葉に勝っており、中国共産党による人権迫害がどれほど残酷かを最も有力に伝えている」と発言した。

 「この迫害は、ここに住んでいる法輪功修煉者たちにも深い影響を与えている。彼らにはたくさんの中国の親戚や友人が、法輪功を修煉しているため迫害を受けているか、命を危険にさらされている」と話すルイス議員は、全世界が発言する事でしか、中国共産党の法輪功や国民に対する迫害をやめさせることができないと強調する。「今週、州政府で開かれた美術展は、私達の中国共産党に対する声であり、この苦難を止め、中国人に尊厳を取り戻すべきだ」

開幕式で祝辞を述べるマサチューセッツ州の下院議員W. Brownsbergers氏

 マサチューセッツ州の民主党下院議員W. Brownsberger氏は祝辞で、「(美術展が表した)真善忍の価値観、それは同様にアメリカの価値観でもある。法輪功修煉者は毎日世界に向かってその理念を諦めない勇気を伝えている。これはアメリカ人が何年も前に守ったものだ。今日、私はあなたたちと一緒に作品を見て、真相が分かってとても嬉しい」

 作品は中国共産党の迫害を暴露している

 画家・汪衛星氏は開幕式で自分の創作過程での心を述べた。彼女は、「私は2005年に『吹雪の中で』という作品を完成しました。これは本当の物語です。作品の中の人物、リー・アンさんは定年退職したアメリカの西洋人法輪功修煉者で、元々ヒューストンに住んでいました。彼は中国共産党が法輪功を迫害していると知って、毎日ヒューストンの中国領事館前で座禅し、中国共産党の法輪功修煉者に対する迫害に抗議しました。2004年、アンさんはマンハッタンに転居し、暑い夏でも寒い冬でも、街で人々に法輪功に対する中国の迫害の真相を伝えていました」

 汪衛星氏は、アンさんの善良な心に感動し、その作品を描いたと語った。その中で、彼女は法輪功対してさらに理解を深め、「私は、自らのペンで中国共産党の法輪功修煉者に対する残酷な迫害を良知のある人々に伝え、共にこの迫害を制止することができると分かりました」と述べた。

 美術展は政府要人を感動させる

 マサチューセッツ州下院のアフリカ系議員B. Rushing氏は、アンさんの話を聞いて「吹雪の中で」を鑑賞した後、「中国共産党の法輪功に対する10年間の迫害は本当に長い」と話した。

 マサチューセッツ州下院議員D. Sullivan氏は美術展を鑑賞した後、「これはまさに心を打つ美術展だ!」と書き残した。

祝賀メッセージを書く、元華梵大学文学院院長・周春塘教授

 元華梵大学文学院院長・周春塘教授は「中原での受難」という作品が、簡単ながらも千言万語に勝り、詩のようであり、色や構造から迫害に対するあらゆる思いを表現したことに驚嘆した。

 衣装デザイナーのP. King-Davies氏は鑑賞後、法輪功修煉者たちの不屈の精神に感動した。彼女は『転法輪』を読み始めて煉功場所で学ぶ以外、記録映像を撮影し、世の中の人々に中国共産党の残酷さを知らせ、共に迫害を制止するようにしたいと言った。

 ある大学芸術学者は連絡先を残し、「真善忍国際美術展」を自分の大学にも招待した。

 2009年11月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/28/211256.html

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