■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/11/04/mh054075.html 



カナダ議員ら、「法輪功の友」を設立

(明慧日本)カナダの首都・オタワでこのほど、「国会の法輪功の友(Parliamentary Friends of Falun Gong 、以下PFOFGと略称)」が設立された。異なる党派の上院、下院議員によって構成されたこの組織は、世界で初めて国会で設立され、その宗旨は中国共産党政権に迫害されている法輪功団体を支援することであるという。

 PFOFG代表のビル・シクセイ(Bill Siksay)議員は「この組織の主な目的は、人権を尊重するよう中国政府に呼びかけること。我々の第一の目標は、国会議員に法輪功に関する情報を十分に提供し、理解してもらうことだ」と説明した。この組織のメンバーは、上院議員2人と他の4大政党の下院議員18人。

 ビル議員は、PFOFGの第一歩はカナダ法輪大法学会と面会することだと話す。続いて、PFOFGメンバーのスコット・レード(Scott Reid)議員が今年5月27日に中国人権フォーラムを開催したが、これら国会での一連の活動を法輪大法学会と共に行っていくという。

 カナダ法輪大法学会の代表・李訊氏は、「この組織が設立されと聞いてとても嬉しいです。議員の皆様が関心を持っていただけることは、中国で迫害されている法輪功修煉者にとって大きな激励に違いありません」と述べた。

 10年前、カナダは西側諸国の中で、中共による法輪功への迫害を批判した最初の国であった。グローブ・アンド・メール(The Globe and Mail)紙の報道によると、1999年、中共が法輪功修煉者を広範囲に強制連行、拘禁していた間、カナダ政府は中国外交部に対し、正式に抗議書簡を提出したという。

 引き続き議員らの努力とカナダ人の注目によって、中国で不法に拘禁された多くの人が次々と釈放された。元首相のジャン・クレティエン氏とポール・マーティン氏も、多くの場で中国のリーダーに迫害を停止するよう呼びかけた。

 中共による法輪功への迫害は、中国国内で行われているだけでなく、駐カナダ中国大使館も手段を選ばず法輪功を誹謗中傷し続けている。例えば、大使館のビザの申請手続き行う場所に法輪功を誹謗中傷する資料を置き、カナダの中国語メディアに対して人々が法輪功へ恨みを持つ内容を報道するよう扇動し、カナダ政界に圧力をかけて法輪功を支持しないよう妨害した。ところが、かえって法輪功を支持する人々はますます多くなった。

 Woodworth議員はニュースリリースの中で、「カナダの法輪功修煉者は我々に助けを求めた。議員として、立ち上がって人権のために呼びかけるのは当たり前のこと」と述べた。

 2009年11月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/30/211449.html

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