「言われるとすぐに怒ってしまう」についての感想 文/中国大陸の大法弟子
(明慧日本)最近発表された師父の説法『マンハッタン説法』を読んだ後、とても深いものを感じました。さらに、この時期に2006年の説法が公開されるのは偶然ではないと思いました。
続いて、2006年に発表された『ロサンゼルス市法会での説法』を読むと、師父が初めて、弟子が「言われるとすぐに怒ってしまう」と説法されたことについて、この問題はとても重大であると感じました。しかし、身の回りに起こったことではないので自分には関係ないと思い、他人ごとと感じていました。ところが『ロサンゼルス市法会での説法』が発表されて3日目、自らこの問題に直面しました。
妊娠して2カ月過ぎたばかりのころ、不安定な時期でもありました。ある日の朝、苦しくて動きたくないのでソファに座り、姑のそばに座っていました。夫は別の部屋で「お母さん(姑)、携帯電話を持ってきてくれない」と大きな声で言いました。姑は私に「あなたが持って行ってよ」と頼みましたが、私はとても苦しいので、「自分で取りに来て」と夫に言いました。このとき姑から「何であなたは怠けているの?」と言われました。これを聞いて、カッときました。姑と直接もめるのはまずいので、怒りを夫に向けました。「怠けているのはどっちよ。自分で取りにきて!」と怒りをぶつけたのです。
その時はかなり興奮しており、誰からも怠けていると言われたくないと思い、たった一言でこんなに大喧嘩になってしまいました。当時は悟ることはなく、ずいぶん長い間が経って振り返ってはじめて、師父がおっしゃった「他人に言われたくない」という強烈な執着心であったことを悟りました。その時は修煉者の姿ではなく、その出来事が過ぎても自分の執着を深く探しませんでした。
今年『マンハッタン説法』を読んだ後、当時怒った時を思い出すとそんなに簡単な問題ではなく、背後にたくさんの要素があると分かりました。私の性格は内向的で、メンツをとても気にする人間(これは強い執着で、今は突破しつつある)なので、普段は社会で他人ともめたりはしません。同修と一緒に長年いる中で、争ったりすることはないのですが、だからといって他人に言われたくない心がないわけではありません。メンツを気にするので、いろいろなことを受け入れとても我慢強いのですが、家ではまったく異なります。家族の間では何も隠すことはないからです。特に夫から良くできてないと言われるとカッとなり、「自分には悪いところはない、どこに根拠があるのか」と思い、口喧嘩をしてしまいます。
師父の『ロサンゼルス市法会での説法』が発表されて3年経ちますが、今になって私はこの問題に気付き、やっと「自分のことを他人に言われたくない」という執着を探し始めました。この執着心の背後にはメンツを気にする心や独りよがりの心、カッとする心が潜んでいます。見た目は、人に言われたくないようび見えるのですが、実際はたくさんの意識しにくい執着がそれを引き起こしているのです。
これらの執着心を認識した後、一気に心がとても軽くなり晴れ晴れとして、度量がより広くなりました。師父がおっしゃった通り、根本的な物質はすでに取り除きましたが、身についた習慣は直すべです。
2009年11月5日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/18/210640.html)
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