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どんなときも師父を信じ、法を信じる

(明慧日本)私の歯は半年以上痛みました。私は「口をよく修めていないか、子供への情が重かったのか、三つのことをよく行っていなかったのか」など、内に向かって探しました。正念を多く発して、大法に照らして自分を正すことにも努力しましたが、なぜ一向に良くならなかったのか、その原因はなかなか見つかりませんでした。この1カ月、痛みが増してきて、水を飲んでも、お湯を飲んでも痛み、野菜さえ食べられません。手で歯を触ってみると、上の歯はほとんど緩んでいて、下の二つも緩んでいるようです。周りの常人から「雲南白薬歯磨き粉」を使えば、すぐに効果があると聞きました。私は、ただの歯磨き粉だから、病院へ行くわけでもないし、一つ買って使ってみようと考えました。その歯磨き粉を使うと、最初の2日間は、確かによくなったと感じましたが、3日目には前よりもっと痛くなってきました。妹(同修)はそれを知った後、この歯磨き粉は薬物成分を含んでいるから早くやめるようにと教えてくれました。私はすぐにやめました。

  しかし、私はそのとき、常人と同じレベルの心性になり、修煉の状態はどんどん悪くなりました。法を勉強しても、頭に入らず、煉功する気にもならず、1日中、うとうとと眠気と疲れを感じていました。2009年10月13日の『正見週刊』の中で、同修が書いた歯の痛みに対して「善解」(慈悲の力を通して、霊体と自分の間にある悪い因縁関係を善の方向に向かって解消すること)をした文章を読んで啓発されました。私は、その同修と同じように、私の歯のところにいるほかの空間にある霊体を「善解」しようとし、正念を発し続けました。それから3日後、私はその霊体に対して「あなたに最後のチャンスを与える。あなたは今回の機縁を失わないように、早く私から離れなさい! 私があなたを取り除かなければ、宇宙の法があなたを残さず徹底的に取り除きます」と言いました。この一念を発したあと、歯は本当に痛みが和らぎました。しかも、翌日には野菜を食べられるようになり、ピーナッツさえ食べられるようになりました。

  ただ自分の悟性が悪くて、常人の観念が強く、ぐらついた歯がこんなに早くよくなるのかと考えてしまい、時々、口をぱくつかせ、歯を上下にぶつけて、歯の痛みを確かめました。自分の念が正しくないため、歯がまた痛み始めました。

  今日、師父の「取り除いてあげてからも、気病みが消えず、いつも以前の状態がまだ残っていると疑っているのです。これはすでに執着心になっており、疑心と言います。時間が経つにつれて、また呼び戻してしまう恐れがあります。あなた自身がその心を捨てなければなりません。もう何も残っていないからです」、「修煉過程において自分が出会った苦難などを理解できるかどうか、受け入れられるかどうか、自分が修煉者だと悟れるかどうか、修煉過程においてこの法に従って実行できるかどうか、ということです」(『転法輪』)という説法を勉強しました。師父は説法ではっきりおっしゃいましたのに、自分は従わなかったのでした。歯が緩むことは偽りの現象で、大法弟子として、大法の法理を理解しているかどうか、受け入れるかどうかの試練です。理解できなくなると、再び霊体を招くかもしれません。師父と法を堅く信じていない念が、ほかの空間の邪悪にその隙を乗じられる可能性があります。自分の心性を正せば、大法の力は無限で、一切の不正な状態を正すことができます。

  数年前、娘は子供を生んでから、右の腕を持ち上げると痛むようになりました。しかし、娘が第2式の煉功を終わってから腕は思いのまま動くようになり、完全に治ってしまいました。私は、大法の不思議なパワーを目の当たりにしたのに、自分が難関を乗り越えるときに、どうしてぐらついてしまうのでしょうか。

  私は、『転法輪』を暗記したことがあり、法を毎日勉強しているし、なぜ問題が起こると、困惑してしまうのかというと、法を深く勉強していなかったからだと思います。修煉して7年目で、修煉前の持病が治り、左手の裏にあった4つの小さい粒の血管腫が知らないうちになくなりました。なぜ、百パーセント師父と法を信じなかったかというと、根本的に常人の観念を変えず、常人の愚かな所見に限定された枠の中で這い回っていたのです。師父は「現実社会で修煉していれば、人間にとって本当に各方面から誘惑され、いつでもどの出来事においても、あなたが要求に達しているのかどうかのことがあります。ですから、歩み続けてきた人は本当に素晴らしいのです」(『マンハッタン説法』)とおっしゃいました。師父と法を信じることは私たち大法弟子にとって非常に重要なことだと思います。

  例えば、一杯の水を一気に飲んだ後、その水が胃に入ったと確信するのは、自分の目の前の水が無くなったのを見たからです。師父は私たち大法弟子に佛法の神通力を与えてくださいましたが、見えないので、その神通を使うときに自信がないことは、師父と法を完全に信じていないことだと思います。もし、百パーセント師父と法を信じているなら、発正念の時、ほかの空間の邪悪を根絶することに全身全霊で集中しなければならないのに、なぜ眠くなったり、緩んだりするのでしょうか。師父が私たち大法弟子に与えられた佛法の神通力は無限であることを固く信じることが大切だと思います。ですから、普段の修煉に精進し、師父が私たち大法弟子に与えてくださった自分を守る力をうまく使い、大法を破壊しようとする邪悪、悪者を退治しましょう。

  この文章を書き終わって、私の状態はとてもよくなりました。

  以上、個人の悟ったことですが、同修の慈悲な指摘をお願いします。

  2009年11月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/25/211061.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/11/3/112065.html

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