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ルーマニア:真善忍国際美術展に大勢の人々が訪れる(写真)

(明慧日本)2009年10月12日から18日にかけて、ルーマニアの首都ブカレストで初めて「真善忍国際美術展」が開かれた。大勢の人が訪れ、作品のすばらしさに感動すると同時に、絵画を通じて伝えられた法輪功への迫害のひどさに驚いた。

真剣に作品を鑑賞する人々

 今回の美術展は月曜日の夜7時半に、国会に近い有名な個人ギャラリーAnaid Art Galleryで開かれた。当日は寒かったが、大勢の人が訪れた。

 ルーマニアの主要テレビ局の文化番組TVR Culturalが、主催者のルーマニア法輪大法協会の責任者Adrian Sturdza氏にインタビューした。

 開幕式では、ルーマニア国家芸術博物館の芸術歴史家Dragu Mariana氏、ルーマニアの人権を主張する非政府組織SIRDOの共同主席Lucia Humeniuc氏、政党の副主席Oprean Ion教授がスピーチを行った。

 彼らは「真善忍国際美術展」の作品の純粋さと明るさ、和やかさと真実、そして人々に与えた希望を高く評価した。

 ある哲学科の学生は、残酷な拷問の場面を見て深い悲しみを感じたが、「皆さんが真剣に見ていることをうれしく思います。私はこのような状況は必ず変わると信じています。このような美術展をもっとたくさん開いて、迫害を受けている人々を助けてください」と話した。

 Dragu氏は発言の中で、これらの作品は芸術の新しい方向性を示す貴重なものがあると述べた。

 「これは『芸術は生命を救うことができる』ということを証明している」とHumeniuc氏は語る。「法輪功に対する迫害は中国国内において最も恐ろしいことだ」

 Oprean教授は、一つひとつの作品から照らし出される光と、拷問を受けている法輪功修煉者たちの大いなる善、大いなる忍の精神に強い印象を受けたという。鑑賞後、主催者に感謝の意を表した。そして、これからもこのような活動の機会を作ることを希望すると述べた。

 美術展の最終日まで、毎日のように大勢の人が訪れ、作品のすばらしさと迫害の残酷さに驚いた。多くの人は展覧会のパンフレットやはがき、そして法輪功修煉者が作った音楽CDを購入した。

 ある著名大学の講師は、「今度この美術展を開催するときは、電子メールで知らせてください。そしてパンフレットを学校に送ってください。生徒たちを連れて行きます」と話した。

 2009年11月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/2/211746.html

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