師父は情欲に囚われた私を慈悲に済度してくださった(二)
文/貴州の大法弟子 蓮開
(明慧日本)
回帰の道で転び、繰り返し心を修め、欲望を絶つ
再び大法に戻ってきた私は、自分の修煉の機縁を大切にしています。特に、師父の『至難の関から抜け出す』の中で、私のような駄目な弟子に対する切なる希望を見て、自分はひどい過ちを犯し、大法の修煉者としてのイメージに泥を塗ったことを悔しく思いました。そして必ず情から抜け出すことを誓いました。
しかし、旧勢力の修煉者に対する迫害は、あらゆる隙を狙っています。一念が正しくなければ、隙に乗じられます。私は学法を重んじ、三つのことを頑張ってやるにつれて、法に対する認識も感性から理性的に向上しました。自分の多くの考えは正しくなく、情であることに気付きました。例えばきれいな服が好きで、褒め言葉がまだ好きなのです。内に探せば、それらの考えは情から派生した歓喜心、虚栄心、闘争心、色欲から来たことがわかりました。気づくには気づきましたが、取り除こうと努力しませんでした。
執着心の上に、以前作った業力を加え、旧勢力はやはり私を駄目にしようとしました。きれいな服を見ると、買いたい衝動を抑えることができず、大法弟子の資料を作るお金を使ってしまいました。これは罪の上の罪です。罪だと知りながら、自分をコントロールすることができませんでした。自分の法に合わない行為に口実を作って、心理的に「バランス」が取れるように、私は自分に対して、「今は借りるが、あとで給料から返す」と言いました。このことにおいて私はよくできたり、できなかったり、分かったり、分からなかったりしていました。旧勢力は私にこんなに大きな隙があるのを見て、見逃すわけがなく、壊滅的なショックが私を待っていました。
師父の法が私を導き、私はよろめきながら戻ってきた
2008年2月、真相資料を配った私は公安局に連行され、1年半の労働教養を科されました。私は心を静めて、邪悪に隙に乗じられた理由を考えました。最大の隙は、つまりずっと以前からあった色欲の心だと思いました。それがあるせいで、冷静に内に向かって探すどころか、言い訳で隠そうとしました。そして、同修の意見も聞かず、ただお世辞が好きで、修煉者としての理性と知恵を失ったのです。これらの良くない心を見つけて、私は恐れのため「転向」して意気消沈しないようにと、自分に注意しました。もし「転向」して意気消沈したら、また旧勢力の罠にかかってしまうからです。
私はまた立ち直りました。改めてしっかりやり直したいと思いました。私は、毎日覚えている『洪吟』と他の法を暗誦し、時間があれば状況によって正念を発すると共に、理性的に法輪功が迫害されている真相を伝えました。正しい念、正しい行いの状態であれば、脳はすぐに悟り、知恵がどんどん入ってきたことに気付きました。何か突然なことに遭っても、どう対処するかも分かるようになりました。慈悲なる師父が私を助けてくださっていることが分かりました。
同修たちと一体になっていろいろな方式で真相を伝える中で、私は確かに修煉者として、内に向かって執着心を見つけ、取り除いたら、よい環境を作ることができることが分かりました。どこにいても、内に向かって探すことは修煉者の宝物です。私は周りにいる人々にあったことを自分の鏡にして、人の長所を学び、トラブルの中から自分の不足を見つけ、平然と自分の執着をさらけ出し、何も隠しませんでした。自分は成熟し、どのように修煉するかも分かるようになりました。私は何度も涙を流しました。師父は何度も私を救い上げ、法理で私の正しい信念を悟らせてくださいました。師父に感謝しなければなりません。私はまた旧勢力の迫害から抜け出して、再び輝かしい正法の修煉の道に戻ってきました。
素直に内に探し、堂々と外に出る
私は自分が色欲を放下しないため、修煉者としての忌を犯しました。どうして分かっているのにまたひどい過ちを犯したのか反省してみると、自分が素直に内に向って探していないからだと分かりました。以前は同修に見せるために内に向かって探していたのです。ただ自分が「よく修煉している」ことを見せ、その偽りの現象を作りましたが、私はそれで自分と他人を騙し、執着心に触れる勇気がありませんでした。
労働教養所から戻ってきた後、私は師父の新しい経文を全部読みました。一番恥ずかしいのはこの迫害がまだ終わらない一つの大きな原因は、師父が私のような駄目な弟子を待ってくださるからということです。師父は再三チャンスを下さり、再三待ってくださいました。私は初めて偉大な佛の恩の深い内包を感じました。私は自分に、もう二度と正法の足を引っ張るようなことをしてはいけないと言い聞かせました。私は必ず三つのことをしっかり行ない、最後の修煉で精進し、堂々といろいろな人心から抜け出し、無私無我の大覚者になりたいです。
(完)
2009年11月10日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/17/210544.html)
|