日本明慧
■印刷版   

若いからといって修煉の基準を下げてはならない


文/青年の大法弟子

(明慧日本)最近、修煉の中で悟ったことを書き出して同修と交流し、修煉の道で共に精進したいと思います。

 以前は法を学ぶことに精進しませんでしたが、最近は少し良くなりました。私は毎日午前中に授業があり、午後から学法をして、以前の学法での不足を補おうとしています。夜は、授業から帰ってきて明慧ネットと正見ネットで同修の文章を読んでいます。以前は自分を厳粛に律しなかったため、常に常人のサイトで時間を費やしてきました。これは大きな執着ですが、常に理由を探して自分を弁解してきました。たとえば「学生は見識を広めて、多くのものに触れるべきだ」、「今日は、写真などを見るだけで、時間を多く使わない」などなどでした。実は見る過程で頭に常人の名利情を入れ、常人の考え方を学んでいます。常人の考え方で問題をみるのは、修煉でしょうか。これらの常人のものは確かに私の修煉上で一種の妨害をもたらし、無形の中で自分の揺るぎない心、精進の意志を消耗していました。旧勢力はこのような方式で私達を引き落とそうとしています。

 私はまた各種の執着を捨てていませんでした。時には常人と比べて、修煉の基準を下げていました。例えば学校へ行くときに、遠回りをするのが嫌で近道をしようと草を踏んで渡りました。草は踏まれて枯れてしまい、草も命があるのを知っていますが、結局はやってしまいます。師父は法の中ですでに私達に教えられました。「われわれ煉功者の立場から見れば、それは殺生にほかなりません。あなたは、煉功者である以上、良い人でなければならないのですから、徐々に宇宙の特性に同化し、あなたのもっていた良くないものを捨て去るべきなのです。一方、常人の立場から見ても、それは良いこととは言えません」(『転法輪』)

 こんな小さなことでもきちんと行えないのに利益の関係の問題でどのように乗り越えられるでしょうか? また他のことでも自分はまだ堅く師を信じ、法を信じるところまで達していないことが分かりました。「本当に信じることとは何でしょうか? あなたは口先だけ信じると言って、実は心の中で信じていません。それはどうしてですか? 本当に信じていれば、あなたの言行は必ず一致しなければなりません」(『ヨーロッパ法会での講法』)師父がおっしゃった通りに厳粛に自分の一つ一つの念を要求していませんでした。

 私の性格は内向的で、学校では1人でいるときが多いほうでした。常人が各種の欲で自由奔放に形式にこだわらない時、自分は高い基準で自分を律することができ、他の人よりよくできていると思いました。自分がやることは全部意義があり、他の人は全部命を浪費していると思いがちです。時に同修が一部の問題で間違った認識を持っているのを見て、自分が正しく認識していれば十分で、話してあげようとしてもはっきり説明できず、同修も受け入れるとは限らないと思って話しませんでした。これらの心は党文化で形成された私的な心で、また安逸を求める心も含まれていました。

 時には自分が他人と仲良くできないのは、自分の問題ではないと思いました。周りの環境は自分の心境を表しており、自分の思想が複雑で、誠実で素直に一切のことに対処しないため、周りの人にも影響を与えました。真に善を修めて、慈悲の心で衆生に対してこそ、真に大法を実証することができます。大法修煉者は、自分の言行で正しい信息を伝え、回りの一人一人に影響を与えなければなりません。

 今になっても毎日の発正念をする4回の時間の中で1、2回を漏らしてしまいます。

 今までずっと、自分は大法の子ども弟子だと思っていましたが、もう子ども弟子からすでに青年の大法弟子になりました。同修の『深く色欲を掘り出す』という文章を見て自分が恥ずかしく思いました。文章を書いた同修は私と同じくらいの年でしたが、彼が書いた体験は非常に成熟し、深いものでした。私にはずっと成長したくない心がありました。その根を深く掘り出して見たら、自分は苦を嘗めることを怖がり、生活からの圧力を担うことも怖がっていました。修煉上でも自分に厳しく要求せず、自分の執着を隠して、自分の歴史の責任から逃げていました。修煉は厳粛なもので、修煉の基準は自分が若くて幼いからといって下げてよいものではありません。私達若い大法弟子はこの点を認識して、学法、煉功、発正念に遅れてはならず、各種の条件と機会を利用して真相を話さなければなりません。重要なことは、多く学法して法理上ではっきりと理解し、修煉の重大な原則と方向の問題をあいまいにしてはなりません。

 間違ったところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 2009年11月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/20/210667.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/11/1/112010.html

■関連文章
大法小弟子よ、絶対に修煉を諦めないで
安逸心は修煉を台無しにしてしまう(一)
あなたは正しい修煉をしていますか?
二言三言:いい加減にしてはならない
「修煉」について悟る
修煉の道に些細な事はない
大法が私を変えた
自我を放下すれば修煉の中にいる
修煉の道で絶えず向上する(二)
修煉の道で絶えず向上する(一)