■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/11/16/mh170292.html 



風雨の日々の中で成熟する(三)

文/中国黒龍江省の大法弟子 磐石志

(明慧日本) 
  三、暗黒の刑務所から出て、衆生を救い済度する

  刑期満了後、私は家に帰りました。絶えず法を学んで、よりいっそうこの迫害の本質をはっきり見分けることができました。私は師父が按排された道を歩み、全面的に旧勢力の按排を否定することを決意しました。

  長年にわたる迫害により、私はたくさんの衆生を救い済度する時間を失くしました。そこで、帰ってきた次の朝、私はすぐ市場に行って法輪功が迫害されている真相を伝え、「三退」を勧め、順調に何人かが「三退」をしました。以後、私の勧めで「三退」した人数は絶えず増えていきました。

  出所後、以前の勤め先は私を受け入れてくれませんでした。私は、経済面で大法弟子を困らせる邪悪の按排を解体する正念を発して、アルバイトを始めました。給料がとても高かったので、家族は何も文句を言わなくなり、大法弟子は家の世話をしないのではないということも分かって、大法を修煉することで現れた良いことも認めてくれました。実は、このすべての背後に、師父の苦心のご加護があるのです!

  新しい勤め先で、最初に法輪功が迫害されている真相を伝える時、特に管理職に対して真相を伝えるには少々勇気が必要でした。絶えず法を学んで、絶対に彼らを救いたいという決心を固め、私は常人社会の地位や階級などをあまり気にせずに、大胆に真相を伝えました。このようにして、とても順調に何人かの管理職に「三退」をしてもらいました。彼らは自分の地位にこだわることなく、みんな大法弟子を認めています。

  家に帰った後も私はよく法を学び、同修とたくさん交流をして法に対する理解不足をたくさん発見しました。師父は『各地での説法四・2004年シカゴ法会での説法』で、「私たちは旧勢力そのものが現れたこと、それらが按排した全てまで否定しており、旧勢力の存在自体を認めていないのです。私たちは根本から旧勢力の全てを否定しています。旧勢力を否定し排除する中で皆さんが行った全てこそ、威徳あるものです。それらが作った魔難の中で修煉するのではなく、それらを認めない中で自らの道を正しく歩むのであって、旧勢力そのものによってもたらされた魔難の現れを消滅することさえ認めないのです。(拍手)この角度から見れば、私たちが直面しているのは旧勢力を全般的に否定するということです。旧勢力の瀕死のあがきを私と大法弟子はまったく認めないのです」と言われました。

  私がどうして旧勢力にこんなに長い間迫害されたかを考えてみると、自分では全面的に旧勢力の迫害を否定すると言いながら、やはり旧勢力の按排の中で修煉してきたと気づきました。当時、やはり自発的ではないものの、邪悪が私に加えた迫害を認めてしまいました。たくさん苦しい目に遭ったことを、自分がよく修煉できたことのように思っていました。実は、もし法に対する理解を高めれば、これほど苦しい目に遭わなくても、邪悪を解体させ、正々堂々と刑務所から出られたに違いありません。特に足が腫れた時、警官も私に一時出所をさせようとしましたが、私は「刑務所から出る」という正念を持たず、 結局、あやふやのまま引き続き不法に拘禁されてしまいました。

  修煉を放棄させようとしている旧勢力は、私の身で目的を達成できなかったのですが、刑務所の中で切り開いた環境がいくら良いといっても、それは難の中で修煉することになるのです。師父は私達をそのような環境において、修煉をさせようとされるわけではありません。衆生を救い済度することこそ、私達の責任と使命です。自分を修めて、正念を強め、邪悪の按排した難が起きる前に解体させ、安全かつ平穏に衆生を救い済度することこそ、大法の威厳さを実証して大法弟子を成就させることとなります。

  個人の些細な体得であり、不適切なところがあれば、同修の慈悲なるご叱正を願います。

  師父、ありがとうございました。同修のみなさん、ありがとうございました。

 (完)

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会) 

 2009年年11月16日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/6/211522.html

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