日本明慧
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生命が大法の中に融け込む(二)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)その時は(修煉して3年目)、まだ明慧ネットにアクセスする方法を知りませんでしたが、パソコンを使って自分が修煉してから心身ともに巨大な変化が生じたことを書き出し、法輪大法は正しい佛法であり、高徳な大法で人々が徳を重んじ、善良になる大法であることをプリントして常人に郵送し、それから同修からもらった真相資料をも続けて郵送しました。2001年の後半、家にいながら電子メールで毎日明慧を見ることができました。私は読みながら、邪悪を暴露し、法輪功が迫害されている真相を伝える内容を抜粋して真相を伝える資料を作り、100部ほど作成し、他のカラーの標語が書いてあるシールを一緒に持ち回り、貼りつけて人々に真相を伝えました。

  それから、明慧ネットに直接アクセスできるようになり、真相を伝える資料、小冊子をダウンロードして印刷し、人々が救われるように早く配りました。考えてみると、自分の家庭資料点はその時からすでにスタートしていました。ただし、せいぜい周りの同修の数人に供給することしかできませんでした。この中で、恐怖心をなくすこともできました。2001年に初めて標語シールを貼る時、とても怖くてドキドキし、足も力がなく手も震えていました。ある日遠いところまで資料を配りに行ったとき、突然後ろに警官が尾行しているのを見て、もう1人の同修に、彼を動けないようにしようと言い、後ろを向いて見ると、もう警官はいなくなっていました。

 いま私は時間を作って真相資料を配り、昼間に市街地を歩いて真相および大法のメッセージを人々に伝え、神韻のDVDを知り合いの人にあげています。大法が迫害されている真相を知り、自分の未来のためによい機縁をつなぐことができたらと思っています。

 真相資料を配る中で、たまに危険が生じることがありましたが、毎回ほぼ師父のご加護のもとで安全に帰りました。いろいろな市場、専門店を回って真相資料をすぐに見える場所に置きました。資料を配って人々に真相を理解させる過程で、大法弟子としての責任と使命を果たすことができ、その中で、師父の慈悲なるご加護や励ましをいつも感じました。

  二、法を実証し、真相を伝え、衆生を済度する

 学法を通じて、正法時期の大法弟子としての責任と偉大な使命を知りました。それは大法に同化し、師に遵って法を正し、真相を伝え、衆生を済度することです。人々に向かって真相を伝える過程も、人心や執着をなくして向上する過程です。この過程の中で、私は未熟で理知のない状態から成熟してきました。

 私の家族は二軒の住宅を持っています。2002年の時に、引っ越して一時住む場所がなくなった老年の同修に貸しました。この同修は、広場で煉功したため警察に連行され、さらに地元の派出所に移送されました。戸籍の登録から、警察は私の妹(大法弟子)を呼び出しました。この事を聞いて、私は最初緊張しましたが、だんだん心を静めて、今回は警察に真相を伝える機会だと悟り、両親に内緒で妹と一緒に行きました。戸籍に残っているのは妹の記載だけで、私の名前は結婚した時にすでに移転していました。警察は私たちを疑わずただこの大法弟子を追い出せと言いました。私は、この人は居場所がないので、そんなことは言えませんと言い、さらに警察に大法の素晴らしさと大法弟子は皆よい人だと話しました。

  しかし、自分が大法弟子であることを隠そうと思わなかったため、警察に知られ、結局一緒に拘禁されました。警察はもっぱら法輪功修煉者を転向させる警官を呼んで、私たちを別々の部屋に連れていき事情聴取を始めました。ちょっと緊張しましたが、やはり彼らに大法の素晴らしさと、法輪功を迫害することは間違っていることを伝えたくて、長く話しました。相手の警官は、「ここで好きなことを言っているが、本当に労働教養所に入って、ウォート(トウモロコシ粉で作った硬いたべもの)を食わせられたらおとなしくなるぞ、皆そうだ。はやく自分の住所を言え、現地の派出所に引き渡す。さもなければ釈放しないぞ」と脅しました。私はためらいました。どうしようかと思ったころに、私と妹の夫の2人がやってきました。法を実証するのにどうしてここまで来たのかと、がやがや言って、そのまま私を連れて帰りました。妹の方は少し記録を残したようでした。

 上記の事はあまり深刻に反省せずに忘れていました。しかし、いま振り返ると、やはり少し理知と知恵が不足していました。学法の不足が原因です。もし師父のご加護がなければ危ない結果につながっていたでしょう。内に向かって探せば、これからの修煉の道をしっかり歩むことができると思います。

 正法の進展および自分が悟るにつれて、真相を伝えるの中で徐々に理知になりましたが、やはり自己保護の人心も時にありました。例えば、自分の担任するクラスの学生に、法輪功が迫害されている真相を伝えたかったのですが、なかなか恐れて、ずるずるとしませんでした。ある日、私は夢を見ました。二つ年違いの2人の子供が病気にかかりました。上の子が大学3年生、下の子が1年生で、みな私の真相伝えを待っていると私は悟りました。学期の最終日に言おうと心に思うものの、物事は自分の予想通りにならないことが多く、まだ学期末にならないある日の授業の休みに、学生たちは「先生ちょっと教科書以外のことを話してください」と言いました。緊張していた私は、急に真相伝えるチャンスが来たと悟り、正法時期の大法弟子として責任と使命を果たさねばならないと思い、徐々に落ち着きました。その場で、自分の心身がよくなったことを皮切りにして、1時間近く話し、学生たちも真面目に聞いていましたが、中の共産主義青年団の書記をしている学生は少し変わった様子でした。

 それからの事は本当に予想外で、皆がよい態度でいろいろと質問し、一部の学生は『転法輪』を読もうと言い、自分も法輪功を修煉したいと表明した学生がいました。今回の真相伝えに励まされて、学期末にはまたいろいろな話をして、質問に答えました。クラスの学生たちはたくさん討論して、先生が正々堂々とした人間であり、人としてこのようにならなければならない、法輪功はメディアの言うことと違う、という話が広がりました。

 (続く)

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

  2009年11月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/10/211605.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/11/17/112425.html

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