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遼寧省錦州:張雷さん一家は不法に連行され、迫害を受ける(写真) (明慧日本)錦州の法輪功修煉者・張雷さんは2009年9月12日、職場で凌海市公安局の警官らに連行された。その翌日、張雷さんの父親・張徳国さん、母親・李錦秋さん、妻・趙暁春さん、義理の母親・何桂香さんの4人が同時に凌海市公安局の国家保安大隊によって逮捕された。その後、4人はみな労働教養所に入れられた。現在、張さんは依然として凌海市留置場で拘禁されたままである。
情報によると、張雷さんの両親と妻、そして義理の母親は、錦州市留置所で15日間拘留されてから瀋陽馬三家刑務所に移送された。それぞれ労働教養1年という懲役刑を下されたという。 法輪功修煉者・張さん(33)は、遼寧省錦州新華竜銅業株式有限会社人事部の部長であった。張さんは優しくて素朴で業績もあったため、上司から認められていた。10年にわたって張雷さんは、両親が法輪功の修煉を始めてから、体が健康になっただけではなく、善の心を修めるということもよく分かっていた。法輪功は、張さんの成長と共に彼に人間としての道理を教え、現代社会では珍しい立派な好青年に成長した。9月12日の午後、張さんが会社に出勤したところ、市公安局国保大隊の警官に不法に連行された。その上、現金5000元を奪われただけではなく、パソコンまで強奪された。
趙暁春さん(31)は、9月13日の午後5時、市公安局国保大隊の警官に不法に家宅捜査を受けた。警官らは張雷さんの家に何もないことに腹を立てたのか、無理やりに趙さんを連行しようとした。4人の警官が彼女を下へと引っ張り、趙さんは靴を履くこともできなかった。このことを見ていたある女性は、警官に向かって「あなた達はよくもこんな酷いことができますね。彼女は女性なのに・・・」と、怒りを表した。趙さんはパトカーに押し込まれて馬三家刑務所に入れられた。趙さんは労働教養1年という不法懲役刑を下されたという。
李錦秋さん(58)は凌海市食糧局の税理士。9月13日の午後5時、凌海市の6人の警官が、国の都市建設企画を実行するための民家の立ち退き関連事務所を装って家に侵入し、パソコンとプリンタ、そして法輪功の関連書籍を奪った。自力では生活ができない80歳を過ぎた李さんの母親が警官の前でひざまずいて、息子を連れて行かないようにお願いしたが、警官は強引に李さんを連行した。その後、李さんを馬三家刑務所に入れて労働教養1年という懲役刑を下したという。 李さんは1995年に法輪功修煉を始め、かつて2回にわたって北京へ法輪功の陳情に行ったことにより、労働教養5年という懲役刑を下されている。この期間中、李さんは何度も小号や電気棒による迫害を受けた。警官らは4本の電気棒を同時に李さんの顔に当て、李さんの顔は焦げて皮が剥けた。特に心臓に電気棒を当てられたときは心拍が速くなり、心臓が衰弱するなど、精神と肉体ともに残酷な迫害を受けた。さらに、中共は李さんを会社から除名したという。
張徳国さん(60)は農民である。1996年に法輪功の修煉を始め、かつて2年の不法な懲役刑を受け、錦州刑務所の中で非人道的な残虐な迫害を受け尽くした。9月13日の午後5時、市公安局国保大隊の6人の警官らが張さんの家に侵入して家宅捜査をしていた。ちょうど仕事から帰ってきた張さんは、家に入るやいなや警官らに逮捕され、その後、馬三家刑務所で1年の懲役刑を下されたという。
何桂香さん(62)は凌海市セメント工場定年退職者。9月13日の午後5時、何さんは家で食事の支度をしていた時に突然停電した。この時、電力局の検査員を名乗る男性が来て電気メーターを調べると言い、部屋の中に入った。彼はベッドの上に置いてある法輪功の関連書籍を見ると携帯で電話をかけ、すぐさま凌海市公安局警官6人が押し入って来た。彼らは家に入って何も言わずにパジャマ姿の何さんにその場で手錠をかけて強引に連行した。部屋に残った警官らは現金13000元、サーバーとノートパソコン一台を強奪した。そして、何さんは馬三家刑務所に入れられて1年の労働教養処分を受けた。2001年、何さんは北京に行って法輪功の陳情をしたことにより不法に逮捕され、馬三家刑務所で2年にわたって迫害を受けたことがある。刑務所で何さんは何度もめった打ちされるなど残酷な迫害を受けている。 2009年11月20日 (中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/14/212566.html) |
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