中国重慶市:公安局の残酷な迫害により、多数の法輪功修煉者が死亡
(明慧日本)中国四川省重慶市の沙坪ハ区公安局(警察署にあたる)はこの十年来、中国共産党(中共)が発動した法輪功への迫害に積極的に参加し、地元の法輪功修煉者に対して不法な家宅捜査・連行・拷問・留置などの迫害を行い、多数の法輪功修煉者を死亡させた。
56歳の秦大群さんが迫害により死亡
秦大群さんは重慶市三建公司の元従業員。2005年10月5日、沙坪ハ区公安局の警官らに連行され、1年間の不法労働教養を科せられた。秦さんは2008年5月19日、重慶市高新区にいたところを再び警官に連行され、意識を失うまで暴行された。数日後、労働教養所の診療所や北碚九医院・重慶市腫癌病院などで検査を受けた。そのときの秦さんはガリガリに痩せていて、すでに息も絶えだえとしていた。8月28日に家に戻されたが、9月5日に56歳で死去した。
定年退職した張傑平さんが迫害され死亡
張傑平さんは重慶市嘉陵工場を定年退職した。張さんは2000年4月15日、井口鎮遠祖橋付近の建設現場で、法輪功が迫害が受けている真相を伝えていたとき、井口鎮公安局の警官に白鶴林留置場まで連行された。4ヶ月半の拷問迫害により、身体はガリガリに痩せて、衰弱しきって全身が身動きできない状態になった。尿道に管を挿し込まれたため、血尿が流れ出ていた。張さんは9月5日早朝、56歳で死去した。
図書館勤務の周成渝さんが迫害により死亡
周成渝さん(55歳女性)は重慶市渝州大学図書館の職員だった。2000年10月末、法輪功に対して公正な扱いをするよう北京へ陳情に行く途中、重慶駅で乗車前に警官に連行された。警官は洗脳施設で周さんを迫害し妥協を迫った。周さんは2001年2月9日に茅家山労働教養所に移された。そして9月28日の夜、周さんは迫害により死亡した。
中学生の陳思ちゃんは精神病院で半月以上、灌食を受けた
中学生の法輪功修煉者・陳思ちゃんは、2001年の夏休みに旋旋ちゃん(仮名)と一緒に法輪功が迫害受けている真相を書いた資料を配布中、連行された。警官は幼い思ちゃんに対しても容赦なく暴力を振るった。二人の子供は名前と住所を警官に教えず、断食して不法な連行・迫害に抗議した。警官は二人を歌楽山精神病院に送り、卑劣な手段で半月以上も強制灌食した。
6人の法輪功修煉者が不法に労働教養所に強制収容される
2005年10月5日の午後、黄鎮さん・李宗藍さん・李秀英さん・余光河さん・鄒孝さん・秦大群さんたち6人の法輪功修煉者は、沙坪ハ区にある喫茶店でお茶を飲んでいたところ、区公安局の警官らに連行された。黄さん(男性)は不法な判決を受けた後、合川県労働教養所に強制収容された。李宗藍さん(女性)は4年の労働教養刑を科され、重慶市永川女子刑務所に強制収容された。李秀英さん(女性)は3年の判決を受け、重慶市永川女子刑務所に強制収容された。余光河さん(男性)1年3ヶ月の判決を受け、西山坪労働教養所に強制収容された。秦大群さんは迫害され死亡した。
定年退職した教師の雷正夏さんが迫害され、危篤状態に陥った
2008年1月14日、重慶中学校を定年退職した雷正夏さんと妻の利衛群さん夫妻は店を経営していた。その店に買い物に来ていた中学生に、法輪功が迫害を受けている真相を伝えたため、沙坪ハ区の役人らに連行された。役人らは年配の雷さんに暴力を振るい、雷さんの両わき腹の骨が断裂し、内臓出血になり危篤状態に陥った。
60代の余業頴さんが連行され行方不明
余業頴さん(64歳女性)は、「真・善・忍」に基づい良い人を目指していたにもかかわらず、何度も警官に連行されて留置場や洗脳施設に監禁され、迫害を受けていた。余さんは2008年8月20日に強制収容されたが、警察は家族に収容先を教えず、行方不明となっている。
文婷玉さんは連行後に消息不明
重慶市在住の法輪功修煉者・文婷玉さんは2008年12月3日、自宅で沙坪ハ区公安局の十数人の警官らに連行された。その後、文さんの消息は途絶えた。情報によると文さんは警察に不法起訴されたという。
沈鳳梅さんは連行され、不法に労働教養を強いられる
重慶市在住の法輪功修煉者・沈鳳梅さんは2008年9月25日、沙坪ハ区公安局・「610弁公室」・楊公橋派出所の警官らに連行され、白鶴林留置場に拘留された。警察は、20日以上にわたり家族の面会を許可しなかった。家族が沈さんの情報を入手したときは、すでに2年の労働教養刑に科され、重慶市沙堡女子刑務所に不法に収容されていた。
法輪功修煉者の王万興さん、余清珍さん夫妻は連行され迫害を受ける
坪ハ区電力供給局を定年退職した王万興さん(64歳男性)と、妻の余清珍さん夫妻は法輪功修煉者である。余さんは2007年6月1日、警官の唐斌らに連行され、白鶴林留置場に1ヶ月ほど拘留された。7月6日、王さんは妻が釈放されるとの通知を受け留置場に向かった。王さんは、留置場前で妻の荷物を受け取ろうとしたとき、警官らに留置場の中に押し込まれ、その場で不法に拘留された。妻の余さんは解放された。
徐永培さんは連行され、洗脳施設で迫害を受ける
2007年1月6日、徐永培さんと妻の陳アさん夫妻は、楊家坪市場で買い物をしていたところ、警官らに再び連行された。市の洗脳施設に監禁され、警官は拷問によって「転向」させようとした。
余素華さん・余徳明さん兄妹は連行され、洗脳施設で迫害を受ける
2005年9月29日、沙坪ハ区公安局・「610弁公室」・童家橋派出所・重慶市テレビ局警備課長の王軍は警官を引き連れて、不法に余さん宅に侵入し、デスクトップパソコン2台・プリンタ2台・法輪功書籍などを強奪した。そして、兄妹2人を連行し、井口鎮洗脳施設に送り迫害した。
定年退職した技師の谷九寿さんは連行され、迫害を受ける
重慶大学を定年退職した谷九寿さん(71歳男性)は2003年5月13日、沙坪ハ区公安局に連行されて迫害された。
秦薇さんは連行され、不法に労働教養を強いられる
秦薇さん(43歳女性)は2009年5月26日、沙坪ハ区第一中学校で法輪功が迫害を受けている真相を書いた資料を配布中、区公安局の警官らに連行され、労働教養1年半を科せられた。現在、重慶市沙堡女子労働教養所に強制収容され、迫害を受けている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年11月21日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/8/212115.html)
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