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自分をより良く修め、衆生を救い済度する(二)


文/遼寧省の大法弟子

(明慧日本)

  三、顔を合わせて真相を伝え、時間を無駄にせず人を救う

 私は初めて法輪功への迫害の実態を伝える時、何から話せばよいか分からず、ただ親戚、同僚、友達に話すくらいでした。心を静かにして学法し、発正念をして旧勢力の妨害を取り除いてから、知らない人にも真相を伝え始めました。スーパー、市場などで買い物をする時、バスに乗っている時などを利用しました。毎回伝える前に発正念をし、師父に加持をお願いして真相を伝えると安全で、話す時の効果もよく、相手は順調に三退を受け入れました。

 2007年、自宅を改修する時、私は材料の市場に行って黙々と師父の経文を暗唱しました。「大法弟子よ、皆さんは濁世に輝く金の光であり、世の人々の希望であり、師に手伝う大法徒であり、未来の法王なのです。精進しましょう、世の中の覚者たち、現在のすべては、未来の輝きとなります」(『祝辞』) 私はあらゆる機会を利用して、これまでに左官、木工など180人もの人々に三退を勧め、彼らは三退しました。同時に、私は彼らに心から「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」を念ずると、良い報いがあり、良い未来があると伝えました。

 師父は説かれました。「法を正すことがなければ、法を正す時期の大法弟子の偉大を際立たせることもできません。大法弟子よ、皆さんが面していることは偉大であり、皆さんが面している責任は重大なのです。もちろん、皆さん自身の源をも含めて、私は皆さんが偉大だと言っています。『法を正す時期の大法弟子』という称号に相応しくならなければなりません。それは宇宙に二度とないことであり、天地開闢以来も今回だけなのです」(『二〇〇二年ボストン法会での説法』) 私はこの段落を学んで、自分の責任の重大さに気付きました。私達が良く修めなければ、本当に師父の慈悲なる済度と、私達への衆生の期待に申しわけが立ちません。

  四、法を多く学び、かつての同修を助ける

 私は法の中から、師父は精進しない修煉者に対して非常に焦っておられることが分かり、自分の気持ちの中に、かつての同修に関心を持っていないことを恥ずかしく思いました。この思いがあってから、街で「7.20」以前にともに法を学んだ同修に出会いました。彼女は私の手をつかんで涙を流しながら、自分は交通事故に遭って足をひどく骨折し、今、退院したばかりだと話しました。いろいろ話したのち、彼女は何かを待ち望んでいるような目で私を見てから、足を引きずって去って行きました。

 師父はこれらの人を救えないことは非常に残念だとおっしゃいました。私は彼女が修煉をやめた根本的な原因がどこにあるのかを一生懸命に見つけようとしました。私は見舞いに行き、長時間彼女と話し合いました。彼女は修煉に戻りたがっていましたが、同修に合わせる顔がないと迷っていました。私は彼女を励まし、師父は1人の弟子も放棄したくないのだと伝えました。私は彼女に最新経文を渡して、一緒に学法と煉功を数カ月続けました。

  彼女は足を組めない状態からだんだん組めるようになり、以前は『転法輪』しか読まなかったのに、今は最新経文、明慧ネットの文章も見ています。師父の経文『至難の関から抜け出す』を見て、私達は一緒に法を暗唱しました。暗唱したあと、彼女はとても深い感受があったようでした。彼女は自分が正法の進展から遠く離れていたが、師父はまだ自分のような人を待っておられることが分かり、私はもう二度とこの万古の機縁を失ってはならないと話しました。彼女は毎日学法と発正念をして、どんどん恐怖心を捨て、外に出て法を実証しました。今は20人あまりの人を三退させたのです。私は彼女が一歩一歩、大法の中に戻ってくるのを見ました。本当に彼女のため、師父の大法無辺の慈悲に感謝しています。

 また私が知っている家族3人は、夫婦で直接師父の説法を聞き、功法伝授を受けました。7.20以降、夫は真相資料を配って警察に捕まり、2005年に留置場から戻ってきましたが、恐怖心が強くて表に出て来なくなり、家も引っ越しました。その後、重い病業が出てきて、毎日咳が止まらず、血を吐き、病院に行っても治りませんでした。私は常に彼らの家に大法の本と新経文を届けて、彼らと一緒に法を学びました。初めのころ、彼らは私が持って行った本を家に置きませんでした。私は彼らと一緒に学んだあと、持ってきた本を全部持ち帰りました。絶えず学法と発正念をすることを通じて、彼らの身体が変わり、恐怖心もなくなり、後には本を家に置くようになりました。

 それから彼らは学法の意欲が高まり、MP3と電子ブックを買いたがっていました。私はMP3を買って大法の経文を入れてあげました。数日経って、MP3の中に大法の内容が入っているため、修理をするとき人に知られることを恐れ、新しく買おうとしました。

 師父は次のように説かれました。「修煉の中で、皆さんは良いことに出遭っても、良くないことに出遭っても、すべて良いことです。なぜならば、それらは皆さんが修煉しているからこそ、現れたことだからです。修煉者は、常人の心を持って、業力を持って、執着を持って円満成就することはできません。時間とともに金は磨かれ益々輝くようになります」(『シカゴ法会』) 私はこれが一つの良いことだと悟り、師父の要求通りに自分を良く修め、出てこない同修のために大法を実証しようと思いました。大法の経文を入れたMP3は、すでに法に同化された生命であり、何の問題もないのです。私はそのMP3を持って修理に行きました。私の心は大法にあって全てに問題がなく、3日後に修理は終わりました。これで同修も正念正行につい明確に認識することができました。

 絶えず学法と修煉を通じて、彼女の家族3人は全員大法の修煉に戻りました。今は学法グループに参加し、真相を伝えています。今、大法の中に戻って輝くばかりの顔色をしている彼らを見て、私も心から嬉しく思っています。

 実は他人を助ける過程は、自分を向上させる過程でもあります。心性が上がってくれば、他のものも一緒に上がってきます。本当に無私無我で自分を放下し、同修の間の隔たりを破り、真に一丸となって初めて、全体が向上できるのです。

 以上は個人の体験です。不足な部分があれば同修のご指摘をお願いします。

 (完)

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

  2009年11月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/16/212183.html

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