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師父と大法を堅く信じ、法を実証する道を正しく歩む(五)


文/湖南の大法弟子・思運

(明慧日本)

 地元の邪悪を暴露する

 師父のご加護のもとで正念を保ち続け、私は警察の要求に従いませんでした。その結果、2003年の夏の終わりに、刑務官は目的を果たせないまま私を釈放し、役所の書記と警察署長が車で私を家に送りました。途中、私は一言も言わず、彼らの背後にいる邪悪を取り除くよう発正念をしました。家に帰って数カ月後、妻が白馬リュウ労働教養所から帰宅しました。妻はがりがりに痩せ、お風呂に入るときは支えないと起き上がれず、胸に固いものがありましたが、何か分かりませんでした。私は妻に旧勢力の按排に従わないように励まして、妻の体を迫害する良くないものを取り除くよう発正念をしました。

  こうして妻は回復しました。その数日後、私と妻は一緒に私たちを迫害した責任者である役所の書記の家に行き、法輪大法とは何か、法輪大法を修煉した後の素晴らしい変化、大法が世界に伝えられていること、天安門焼身自殺の矛盾と疑問点などを話しました。最後に、私たちを労働教養所に送り迫害することは、犯罪であることを話して、書記に『世間を欺く嘘』という本をあげました。書記は「これで結構です。もう話さないでください」と言いました。私たちは同時に警察署に行き、警官全員に法輪功の真相を伝えました。それから、警官たちは私を見ると近づこうとせず避けるようになりました。

  北京で私たちを連行し、地元に移送したあの書記が地元に配属されました。ある日、法輪功の真相を伝えながら地元の役所の門を通りかかり、その書記に会いました。彼は私に手を振り、妻にあいさつをして「あなたたちは外で真相を伝えないでね」と言いました。私は微笑みながら「あなたは今、鎮長になったのですね。おめでとうございます。法輪大法が素晴らしいことを覚えてください。もう法輪功を迫害しないでください」と言いました。彼は私が言った後にすぐ続けて「真、善、忍はすばらしいかどうかというなら、当然素晴らしい。ただ利用されているだけだ」と言いました。

 法輪功への迫害に特に力を入れていた警官が警察署長に昇進しました。彼は私たちを迫害しましたが、私と妻は彼を救うために、真相を伝えに行きました。彼に会うと私たちが口を開く前に、彼は「おまえたちはかなり大胆だね。なんと私のところに話しに来るなんて」と言い、私たちを懲らしめたいと言いました。妻は「私たちは師父に守られている。あなたたちの言うとおりにはならない」と言いました。彼は威張り返って「おまえたちがここの住民である以上、私の管理下に置くよ」と言いました。このとき私は、彼の背後にいる邪悪な要素を取り除くよう発正念をしながら、「売春やギャンブルが山ほどあるのに、なぜあなたたちは逮捕しないのか?」と問い詰めると、彼は何も言えませんでした。なぜなら、彼はギャンブル狂で、その原因で停職になったことがあるからです。やがて彼は他のところに配属され、警察署にはまた新しい若い書記が来ました。

 オリンピックの期間中、その若い書記は村の書記や多くの人を連れて、パトカーで私と妻を逮捕しに家に来ました。その日、妻は外で真相を伝えており、私は畑で働いていました。警官と綜治事務所の主任は私のところに来て、えらそうに「おまえの妻はどこにいるんだ?」と言いました。私は厳しく「彼女がどこにいようと、あなたには関係ない」と答えました。綜治事務所の主任は、「おれたち友達にならないか」とわざとらしく言いました。私は堅く「私たち修煉者は味方もなく敵もない。世人を救う心があるだけです。あなたたちは法輪功が素晴らしいということを覚えてほしい。もう法輪功を迫害しないでください。自分のために美しい未来を選択してください」と言いました。

  彼らに真相を伝えながら、私は強力な正念を発すると同時に、師父にご加護をお願いしました。彼らは結局弱みを握ることができず、車に戻りました。車に待機していた人らが村を回って私たちの事情を聞きに行きました。私は仕事を止め、座って座禅をして、道路に止めていたパトカーの中の警官たちをコントロールする邪悪な要素を取り除くよう発正念をしました。約2時間後、彼らは去り、残ったのは村の書記でした。私は道路の所に歩いて行き、彼に「すべての人が去ったのに、なぜあなたは行かないのですか」と聞くと、彼は率直に「私がここに残ったのはおまえを監視するためだ。日が暗くなるまでにおまえの妻が見つからなければ、おまえを逮捕する。おまえが長沙に行き、聖火を奪うかもしれないからだ」と言いました。

  やがて、妻が帰って来ました。書記はただちに警察署に報告し、政法書記と警察署長がパトカーで来ました。パトカーを降りて私と妻を見ようともせずに息子の部屋に行きました。私と妻は、政法書記に向けて発正念をしました。政法書記は「おまえたちが家で煉功しても私は何もしないが、外で法輪功の話をするなら逮捕する」と言いました。警察署長が上司の機嫌を取ろうとして「彼らは私に法輪功をやれと言った」と嘘をつきました。私たちは署長を見ようとしませんでした。妻は政法書記に大きな声で「あなたは誰を逮捕するというのですか。あなたは共産党を脱退しなければ、命は救われませんよ」と言いました。彼は驚いて後ろにのけぞりました。

 私も彼に「私たちはあなたの思うようにならないし、言う通りにならない」と言いました。息子は私たちが後悔するのを恐れて、でたらめに「書記が家で煉功するようにと言ったよ。必ずしも外でやらなくてもいいじゃないか」と言いました。政法書記は「おまえの息子を見ろ。息子もそう言っている」と言いました。しかし、私と妻は動揺せず、私は「今は誰の言うことも聞かない。私たちの師父の言うことだけが正しいのです」と言いました。彼らは何も言えず、しっぽをまいて去りました。最後に私は彼らに「覚えてください、『神は中共を滅します』」と付け加えました。

 政法書記を救うために、私と妻はよその地区からわざわざ持ってきた法輪功の真相資料を彼に渡しました。第十一人民代の前夜、その書記は警官を連れて私の家に来て表情を変え、私たちの衣食住を心配するかのように「この家は建て替えたほうがいい。息子は外でうまくやっているようだ。お金には困っていないから新しい家を建てたらいいじゃないか? 服もいい物を着てきちんとしたほうがいい」と言い、私たちのテーブルにある豆腐とおからを見て「もう年だから、贅沢な生活をすべきですよ。今の生活はよくない」と言いました。私たちは「これが私たちの最もよい生活です。今日は畑に農薬をまいたから、豆腐とおからを買いましたが、普段は野菜を買いません。私たちの生活は何の不自由もありません」と言いました。書記は話題を変えて「あなたは煉功して体が良くなったのはいいが、家で煉功してください。私は反対しませんが、外で伝えるのは許さない」と言い、師父に対して不敬なことも言いました。

  私は彼に真相を伝えましたが聞こうとせず、他の話を切り出しました。しかし、私は彼をじっと見て彼の背後にいる邪悪な要素を取り除くよう絶えず発正念をしました。やがて彼の顔は赤くなり、帰る準備をしました。私はこれに気付いて「ゆっくりと帰ってください、最後に一言だけ聞いてください。さっきあなたが言ったことはあなたの本性ではないと思います。長期に邪党の害毒に染まり形成した概念の一面が話したのです。それは私たちに何の効果もありません。『九評』と法輪功の真相資料を見ることをお勧めします。法輪功をよく知り、邪党の犠牲者にならないでくだい。自分のために素晴らしい未来を選択してください」と言い、続けて善悪は報われるという天理と、善を持ってすべてに接すれば平安に暮らせることなどを話しました。書記は返事をせずに怒って帰りました。

 (続く)

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

  2009年11月24日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2009/11/12/212371.html

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