王会藍さん死亡 河北省チュオ州公安局は口封じを企む
(明慧日本)河北省チュオ州市の法輪功修煉者・王会藍さん(53歳・女性)は、2009年9月1日国家保安大隊に連行され、7日チュオ州留置場で強制灌食されて死亡した。死亡の事実を知った十数人の家族は悲しみにくれ、家族と親戚が公安局に死因を問い正すと、警官から殴る蹴るの暴行を受けた。家族は王さんを死亡させた警官・楊玉剛に命を持って罪を償うよう求めた。
9月2日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の前に、米国の法輪功修煉者は国連の前で、王さんが迫害により死亡した例を取り上げて、迫害の停止を呼びかけた。
王さんの死亡が公にされたことで、河北省保定市政治法律委員会および「610弁公室」の役人らは、驚き慌てて緊急幹部会議を開き、対策を相談した。その結果、王さんの家族に告訴されることを阻止するため、省チュオ州市公安局は王さんの家族に36万元を払って口封じをしようと企み、証拠隠滅を図った。
2009年9月1日、河北省チュオ州市公安局の副局長兼「610弁公室」主任の楊玉剛は10数人の警官を率いて、王さん宅に不法に侵入し、王さんと遊びに来ていた友人の謝海英さんの2人を連行し、鉄製の椅子に長時間座らせるなどの拷問を加えたが、王さんと謝さんは迫害に対し絶食をして抗議した。
9月7日、楊らは王さんと楊さんに強制的に灌食した。2人は嘔吐が止まらず、王さんは意識を失い、午後4時ごろ二康医院に運ばれたが、夕方6時48分に王さんは死亡した。謝さんは嘔吐がますます酷くなり、病院に運ばれ点滴をされた。9月8日、謝さんは帰宅できたが、迫害の事実が漏れないように、毎日厳しい監視を受けている。灌食の現場を見た人の話によれば、灌食を行う際に成分不明な、白い粉の薬が入ったガラス瓶が置いてあったという。
2009年の「十一」(中共政権樹立日)前夜に、楊は王さん宅に不法に侵入し家財を強奪し、家族に対し王さんの死亡を漏らさないよう強要した。楊は謝さんに対して連行を企んでいたが失敗した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年11月26日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/16/212704.html)
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