最後の一念を守る 文/中国の大法弟子
(明慧日本)明後日は娘の結婚式です。遠くから来るおじや、おばなどの親戚の宿泊準備のため、一日休みをもらいました。帰宅する途中、車の中で突然目まいがし、意識がもうろうとしました。しばらくして意識が戻り、地震ではないかと思いましたが、夫がまだ運転しているのを見て、自分が意識を失ったのだと分かりました。
家に帰って、深夜に親戚が来るまでずっと寝ました。夫に血圧を測ってもらったところ、175/110でした。皆はびっくりして、すぐ病院へ行こうと言いました。「こんなに高い血圧だと、中風の恐れがある。明日の披露宴は大丈夫か?」と夫が聞いてきました。親戚たちも「顔色が悪いですよ。大丈夫ですか?」と心配しました。「大丈夫です。座禅をすれば良くなりますよ。明日は絶対に大丈夫です」と私は言いました。夜も明け、皆は何も言いませんでした。
披露宴の最中、私はまた目まいがし、冷や汗が目に入るくらい流れました。私は正念を発し、師父の加持を求めながらそっと席に戻りました。披露宴に在席するたくさんの人は以前、私から真相を知り救われた人たちで、こんな私を見たら、大法に疑問が生じ、彼らを救う機会を失う可能性があります。
夜、家に帰ったとき、血圧は昨日よりも高くなっていましたが、私は座禅を続けて、薬を飲みませんでした。3日目に仕事に戻りましたが、相変わらず血圧が下がらず、とても疲れました。夫は私に厳しく言いました。「薬を拒否して、もし中風になったら、仕事がなくなって収入もなくなるし、私までやめて介護しなければならなくなる。生活はどうする? 煉功ばかりで何ができる? 死ぬかも知れないぞ!」
10日くらいの間、連続的な目まいと極端な疲労状態が続きました。こうなると私も迷い始めました。「家庭の雰囲気を緩和するため、まず薬を飲んだ方が良い、後で煉功し、薬をやめよう」と心の中で動揺したとたん、突然師父の言葉が浮かびました。「もしあなたが本当に修煉し、真に生死の心を放棄することができ、ほかの人に見せるためにそうしたのであって、心の中でなかなか放下できないということではなければ、どんな病気も良くなります。修煉はほかでもなく、人間と神との間の一念の違いだけです。しかし、この一念の違いは、言うのは簡単ですが、しっかりとした修煉の基礎があってやっとやり遂げるものです。本当に力を入れて法を勉強していれば、あなたにそれができます」(『2004年ニューヨーク国際法会での説法』)
そうなのです! 薬は人間の空間の物質です。神に向かって行く身体を抑制できるわけがありません。私は、夫の絶え間ない反対の中でも法を勉強し、煉功を続けました。今月の生理は驚くほど多く、私は夫に「これは血圧を下げるため、体内の毒素や病気を排除しているのです」と言いました。しかし、毎日測る血圧は高いままでした。前よりもさらに目まいがひどく、だるい日が続きましたが、無理をして会社に行きました。夫は「病院に行くか、薬を飲むかしないと離婚するぞ! 勝手に行動し、私の話も聞かず、死んでも知らないよ!」と毎日のように言い、遠くにいる両親にまで電話をして、私に圧力をかけました。
もし本当に中風で寝たきりになったら、三つのことはどうやるのでしょうか? どうやって真相を伝えて衆生を救うのでしょうか? 以前、真相を伝えて分かった人もこんな私の状態を見たら、きっと信じなくなります。私は迷いました。
「神がどうして、常人に病気を診てもらうのでしょうか? 常人がなぜ神の病気を治すことができるのでしょうか?(拍手)(笑)これは法理なのです。しかし、表面では、あなたは本当にそれほど強い正念がなく、正しく判断できないとき、病院に行けばよいのです。心が不安になっていること自体、基準に達していないということで、そのままにしても、変化はありません。面子のために我慢し続けていれば、執着に執着が重なることになります。この場合、二通りの選択しかありません。一つは病院に行って、関を乗り越えることを止めます。もう一つは、心を徹底的に放下し、れっきとした大法弟子らしくなり、怨みも執着もなく、残るか去っていくのかを師父の按排に任せます。このようにすることができれば、つまり神なのです」(『ロサンゼルス市法会での説法』)
私は、師父が説かれたこの法をもう一度読ませていただき、再び、病院には行かず薬も飲まないと決意を固めました。
なぜ今回の病業はこんなに重くて長いのでしょうか? 私は内に向けて理由を探しました。新年後から仕事が忙しく、他の時間は神韻のDVDを作ったり、発送したりの事をしていたため、真剣に法を勉強することができず、形だけでした。これは自分の精神的、物質的な体に大法のエネルギーが足りず、旧勢力がチャンスを得て、私の体を迫害して、壊滅させようとしていたのです。
原因が分かって、私は師父の広州講法のビデオを3回連続して見ました。最初はあくびが絶えず時々テーブルの前で寝てしまいましたが、目覚めたらもう1回見ました。これでだんだん頭がはっきりするようになり、元気が少しずつ戻って来ました。3回目の時、夫は「最近とても元気そうに見えるね。さあ、血圧を測って見よう」と言い、なんと全部正常でした。私は、師父が守って下さる中で、改めて大法の威力を感じ、正念の力で、もう一度旧勢力の手口を見破って、大きな病業の難関を乗り越えました。
現在は正法の最終段階です。どう正しく歩んでいくかを、師父は弟子に次のように教えて下さいました。「修煉の道は皆さん自身で歩まなければなりません。どのようにしてしっかりとこの道を歩み、最後まで歩むのか、このことこそ、最も素晴らしいのです。なぜなら、この道を歩む過程に困難があり、各種の試練、思いもよらない魔難と様々な執着及び情による妨害があるからです。この妨害は家庭、社会、親族友人、ひいては修煉者同士から来ており、さらに人類社会の情勢による妨害もあります。この全ての全てはあなたを常人に引っ張り戻すことができます。この全てを突破することができれば、あなたは神に向かっていくことができます」(『米国西部国際法会での説法』)
どんな仮想が現れても、生死に関わることであっても、全身全霊で師を信じ、法を信じ、最後の一念をしっかり守れば、師に遵って、円満に帰ることができるのです!
2009年11月28日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/14/212494.html)
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