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夫による魔難の中で修煉し、大法の真相が人々を目覚めさせる(二)


文/貴州省の大法弟子 蓮芝

(明慧日本)

 2、環境をつくる

 私が出所後、夫は私に修煉を止めるように求めました。私の家族も夫と同じ態度でした。「決して止めない」という私の返事を聞いて、夫の顔色は変わりました。それから、私を厳しく監視し始めました。仕事に行くとき、私を家の中に閉じ込めて、鍵を私にくれません。お金もくれないし、同修との接触も禁止しました。私が迫害されている間に、夫は大法の本を保管してくれていましたが、私に渡しません。同修に夫の顔を知られていない新しい修煉者に頼んで、やっと大法の本を私に届けてくれました。結局、夫に発見されて問い詰められた時、私は本を返すように要求しました。夫は仕方なく、保管していた本を私に返しました。しかし、夫はずっと私の外出を禁止し、家にいても、夫からの妨害はとても大きかったのです。私が本を読もうとすると、夫はあれこれと用事を言いつけました。

 それから夫も失業して終日家にいたので、私はなおさら学法することができなくなりました。私はとても焦りました。すでに3年も遅れており、学法もできなかったら、どのように法を実証して衆生を救ったらいいのでしょうか。訪ねてきた友人や親戚に私が真相を言うと、夫がそれを知った後は怒鳴りつけられました。私が修煉したせいで、家庭にとても大きな損をもたらし、仕事を失い金銭の損も大きく、父の死も私の責任だと言いました。私は、「私も被害者です。煉功してから体が健康になったのに、もし修煉していなかったら、年に何回も入院して、高い医薬費も払えないでしょう。私は何の悪い事もしていません。私は法輪功が迫害されている真相を他の人に教えたいだけです」と言いました。私は自分が実際に受けた迫害と同修が受けた迫害の事実、臓器狩り事件などを夫に教えました。最初、夫は聞く耳をもたなかったのですが、私は夫の執着に沿って少しずつ真相を伝えました。中国共産党の党員である夫に脱党を勧めると、夫はこの話題を聞くだけで激怒しましたが、私はずっとあきらめずに言い続けて、最後に夫はやっと脱党しました。

 3、心性を高めると、世界が開けた

 脱党した夫は依然として、私が外に出て真相を伝えることを阻止しました。私が譲歩すればするほど夫の態度が悪くなっていきます。私は時間を切り詰めて、早く失った3年間を取り戻して追いつきたい気持ちがとても切実で、彼と言い争い、時には別居を考えました。

 冷静になって、師父の『オーストラリアの学習者に対する説法』の中でおっしゃった、大法弟子と常人の間にトラブルが発生したら、すべて大法弟子の間違いであり、いかなることも内に向けて探すようにという法理を思い出しました。法に照らしてみたら、自分にたくさんの良くない心を発見しました。例えば、善が足りないことです。自分が正しい場合は相手に少しも譲らず、恨む気持ち、自分を変えずに相手だけを変えたいと思うことなどです。ついに問題の根源が見つかりました。つまり自分の考えたことを基準にする私心です。本当に驚きました。長年修煉して、これらのものが除去されていないだけでなく 意外にもまだまだとても深く頭の中に存在していました。原因が見つかったので、私は学法を強化し、発正念をしてこれを一掃しようとしました。

 その後、私は厳しく法の基準で自分を律して、家庭の内外でも気を緩めませんでした。本当に「真善忍」をやり遂げた時は、本当にとても素晴らしい気持ちになります。まさに師父がおっしゃったように、「もし本当にやり遂げられれば、きっと『柳暗花明又一村』というように、眼前に新たな世界が開けることに気づくに違いありません」。(『転法輪』) 私たちが法の基準によってするなら、法はすべてを変えてくれるのです。

 4、目覚めた夫は師父に線香を立てた

 以前、私が集団学法に参加する時、いつも出かける理由を探しましたが、今は、私が遅れないように、夫が早く晩ご飯を作ってくれます。以前、真相資料にお金を使うとき、いつもこそこそしていましたが、今、夫は「使ったらいいよ。今後家にもっと余裕が出たら、もっと使ったらいいよ」と言います。以前、私が家を訪れた親戚に真相を伝えると、夫が阻止して私を怒ったのですが、今、私が真相を言うと、彼もそばで一緒に言ってくれます。

 以前、夫は同修に家に来てほしくなかったのですが、今、同修が来たら夫は親切に接待してくれます。特に今年の師父のお誕生日の前日に、夫は、「同修たちを家に誘って、私が食事を作って、一緒に師父の誕生日を祝おうよ。以前、私はあなたの同修たちに失礼な態度をとったので、みんなに謝りたい」と言いました。私が準備をすませたと言ったら、夫は、「皆さんを誘ってよ。皆が来ないと、私を軽蔑することになると思うよ」と、すぐ私に同修たちに電話をさせようとします。私は、電話をかけるのは危ないと言うと、夫は同修の家に行って誘ってくるようにと私を督促しました。夫が師父のことに言及した時、感動の涙が浮かんでいました。同修たちは夫の目覚めにとても喜んで、全員、私の家に集まることに賛成しました。

 当日、夫の弟が家に来て、夕食を一緒にする約束をしていたのです。夫は弟を昼食のころに来させて、晩に用事があると言いました。当日夫が夜勤をして、翌朝夫が帰って来た時、私はすでに出勤に出かけました。夫は電話をかけてきて、今日一日眠らないようにしたいと言いました。どうしてと聞いたら、夫は、師父に供える線香を切らしたくないのだ、と答えました。結局、その日、彼は本当に師父にまる1日線香を立てました。私は夫に、以前の師父と大法に不敬な言動をしたこと破棄してほしいというと、夫は快く真面目に破棄声明に署名しました。

 夫の目覚めと善良は福に報われました。ある日、彼の足が突然腫れて歩けなくなり、痛風の症状が表れました。私にどうすればいいかと聞くので、私は、心から「真善忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい」と念じることを教えました。夫はその時まだ少し信じなかったのですが、病院に行きませんでした。翌日、彼は「本当に不思議だ。教えてくれたことを念じたら、足が本当に治ったよ」と電話をかけて私に話しました。今、彼は大法弟子の歌がとても好きで、真相のディスクも見ます。神韻公演のディスクはとても素晴らしいと思っているようです。

 夫の変化を見て私は本当に嬉しいです。私たちが変われば、家族も変わります。私たちが大法の要求に沿ってしっかりと行なえば、師父はきっと私たちを助けて、大法の威力がきっと表れてきます。法はすべてを変えることができます。もっと多くの衆生を救いたいならば、無条件に自分を修めなければならず、さもないとすべてが空論になります。

 師父の深い慈悲に感謝いたします。同修の助けに感謝します。適当でないところは、ご叱正を願います。

 (完)

 (明慧ネット第6回中国大法弟子の修煉体験交流会)

 2009年12月1日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2009/11/19/211864.html

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