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魔難は向上するチャンス、修煉の歩みを止めてはならない(三)


文/中国山東省の大法弟子 藍天文

(明慧日本)

  四、最後になればなるほど、精進する

 「修は己にありて、功は師父にあり」(『転法輪』) 師父は私が人を救い、善に向かう心を見て、道を開いてくださいました。手術後、夫の体は不思議に回復し、病気にかかる前よりも良くなりました。血色はよくなり、元気いっぱいになりました。常人も不思議に思いました。病院にいる時に、私は夫に師父の説法を聞かせました。退院後、ずっと『転法輪』を読み続け、真面目に『洪吟』を写しました。半年も経たないうちに、家事を私のかわりにしてくれるようになりました。大法を支持してくれたことに始まり、娘の連行を経て、その後、大法を修煉するようになりました。すべては師父の慈悲なる按排だと思います。

 私たちは三つのこと(学法、煉功、発正念、真相を伝える)を緩まずしっかりやってきました。私は週に3回グループの集団学法に参加し、ほかの時間は年上の同修と一緒に真相資料を配り、真相を伝えました。数年来2人は昼夜に関係なく、厳寒酷暑や、風雨の時も、毎日外で真相を伝え、人を救いました。出発する前に正念を発し、師父に縁のある人を私たちのそばに来させるように加護をお願いし、私たちが行くところのほかの次元にある邪悪要素をきれいに片づけ、妨害を排除しました。

 ある日、私たちは『九評』、真相パンフレット、ディスクと真相が書いたお守りを持って、ある工事現場に行きました。多くの人がいて、よい機会でした。私たちは農民工に大法の素晴らしさと、よい人になるように教え、道徳が向上するよう話し、なぜ、中共が法輪功を迫害するのか、天安門焼身自殺の真相、そして、大法弟子が生きたまま臓器を取られているたことを伝えました。それから、天象が変化するので、三退して平安を保つようにと教えました。農民工はよく聞いて、相次いで「三退」をしました。

 その時、車が来ました。農民工は「早く行ってください、上の人が来ました」と言いました。すると、車から上司らしい人が降りました。私たちはその時、何も考えませんでした。「怖いことはありません、上の人も命を守らなければなりません、彼らにも家族があり、自分に責任を持たなければなりません、どんなに偉い人でも、自分の家族の幸せを考えなければなりません」と私たちは言いました。笑顔で、彼らに「お2人は上司の方でしょう、善良で、立派な顔をしておられます。運のある方ですね、ちょうど私たちは福を贈り、人を助けているところです、ディスクをあげましよう、それに幸運を得るお守りもありますが、あげましょうか」と言いました。

  2人はすぐ受け取りました、そして『九評』も受け取り、彼らといろいろと話しました。その慈悲で正念の場は邪党が衆生に注いだ毒素をきれいに片づけました。真相がわかった農民工はみんな笑顔でした。邪悪のコントロールから抜け出た生命は、自分の未来のために喜んでいるのです。その2人の上司を含めて、合わせて40人余りが邪党の組織から退きました。

 私たちの住むところには外来のチームが多いのです。以前共産党の拠点だったところから来たチームもあります。私たちが真相を伝えることによって、50人以上も「三退」をしました。中に共産党員が30人余りいます。1人の年配の党員は怖くて退きませんでしたが、誰もいない時にこっそりと、私に「私は退きます。他の人に知られないようにしてください。私は以前共産党の書記でした。連中がうちへ帰ってほかの人に言ったら、困るのです」と言いました。私は内緒にすると約束しました。8人は『転法輪』を受け取って、修煉したいと言いました。みんな、人を救うために、真相資料をも持ち帰りました。

  先日、私は若い人たちに真相を伝え、「三退」を聞いたことがあるかどうかと聞くと、彼らは怖い顔をして、「あなたは幸せを知らない人ですね。共産党はあなたにお金をあげるでしょう、どうして、党に反対するのですか」と言いました。「私たちは党に反対しているのではなく、共産党は悪いことをやりすぎたのです。無神論を宣伝し、天や地と闘い、道徳を破壊し、人類を壊滅しています。『真、善、忍』を否定し、善良な人たちを弾圧しているのです。だから、天理は許しません。善悪には報いがあるというのが天理です。人間が裁かなければ、天が裁きます。天理に合わなければ取り除かれるわけで、誰も止めることができないのです」と説明しました。

  彼らは何も言わなくなりました。私は彼らに命を救うパンフレットを読むかどうか聞くと、彼らは「それを読んで、どうするのですか。それよりお金を下さい」と言いました。私は「命とお金はどちらが大切ですか。命がなければお金があってもどうしますか」と言いました。それから2日後、また彼らに会いました。意外なことに彼らは自らディスクをもらいました。私たちはいろいろ話し合いました、結局彼らは真相がわかって、「三退」をしました。

 数年間で真相を伝え、「三退」を勧める中、いろいろな人に会いました。いいことを話した人もいるし、悪口を言った人もおり、暴力を振るおうとした人もいます。ある日、何人もの若い人たちに会って、「三退」のことを知っているか聞きました。中の1人は暗い顔をして、「そんな年なのに、外でこんなことをしている、食べ過ぎなのですか」と言いました。私たちは心が動じませんでした。心の中にはただ「私はあなたを救うために来た」という一念しかありませんでした。熱心に彼らにどうしてこんなことをしているか説明しました。最後にそれらの若者たちは「おばさん、ありがとうございました、さっきはわかりませんでした。私たちは救われたら、お2人に感謝しなければなりませんね」と言いました。私は「お礼は要りません、私たちの師父が私たちを来させたのです 」と言いました。

 法を実証し、衆生を救い済度するこの道を10年も歩いてきました。いろいろ体験し、あらゆる辛苦を嘗めつくしました。3日話しても話しきれません。以上はただわずかなエピソードです。書いて歴史に残します。衆生にこの宇宙の大法と大法弟子の広大な慈悲を証明してもらいます。

 同修たちよ、修煉は既にもっとも困難な時期から歩いてきました。私たちはともに最後の道をしっかり歩きましょう。最後になるほど精進し、法を実証する足取りが止まらないようにしましょう。この歴史になかった魔難を乗り越え、歴史上最大の輝きを作りましょう。

 偉大な師父に感謝いたします! みなさん、ありがとうございました。

 (完)

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

  2009年12月1日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/5/211430.html

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