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吉林省:李鳳雲さんは残虐な拷問に苦しめられ、不当な裁判を受ける恐れ

(明慧日本)吉林省延吉市の法輪功修煉者・李鳳雲さんと夫の申全会さんは頭道派出所に拘束され、残酷な拷問に苦しめられている。警官が李さんと申さんに行った拷問は、聞くにも恐ろしいほど残酷であるという。申さんは懲役8年の不当判決を言い渡された。裁判所は李さんに対し、2009年12月2日、根拠のない罪名で開廷、審理しようとしている。

  2008年9月8日夜11時頃、李さんと申さんは和竜市頭道鎮農村に行き、法輪功の資料を配っていた時に、頭道派出所のパトカー1台に乗った4人の警官に連行され、不法に頭道派出所に拘束された。2人はそれぞれ二つの部屋に拘束され、2、3人の警官に交替で監視されながら、残虐な拷問で関連情報を言い出すよう強要された。警官はいわゆる「証拠」を得るために、李さんの手を背中に回して手錠をはめ、髪を引っ張って平手打ちをし、殴ったり蹴ったりするとともに、長時間立させ、睡眠を奪うなど、残忍な手段をさんざん使い尽くした。

  和竜市の国家保安大隊の警官・張宝華は、頭道派出所の指導員の胡守礼らを連れて李さんが拘束されている部屋に入り、張はまず李さんの腹を力いっぱい蹴った。李さんは蹴られて床に腹ばいになり、起き上がれなかった。警官2人が1組となって交替で李さんを蹴ったり殴ったりし、疲れると交替して暴行し続けた。李さんが苦しめられた暴行手段は、以下の通りである。

 一、ビニール袋を頭に被せて窒息させる。

 二、手で李さんの下あごの両側を力強くつかむ。

 三、李さんを地面に座らせ、警官が李さんの上に乗りかかって頭を地面に押し付ける。

 四、強引に股を上下、左右に割る。

 五、体に水をかけ、スタンガンで感電させる。

 六、空洞の鉄棒で李さんを殴り、鉄棒が曲がると、専ら人を殴るゴム棒で殴る。

  警官が残酷な手段で李さんに暴行を振るっている時、苦しめられていた李さんは、警官が「打ち殺してやろう、家族が知らないうちに収容所へ送ろう」などと口にしているのを耳にした。

 同時に李さんは、近くの監房から、拘禁されている夫の申さんの痛ましい叫び声や嘔吐する音を度々聞いたという。

  警官は2台の車(延吉市国保大隊の車)で李さんの家へ行き、不法に家宅捜索を行い、家にあったDVD、法輪功に関する小冊子、紙裁断用の刀、乗用車1台、新しいオートバイなどを不法に没収した。また李さんの家の内部を撮影した。警官は李さんの家にある物と法輪功の資料が一致していないので、まだ他にも関係者がいると思い、関連情報を聞き出すため李さんと申さんに再び暴行を加えて苦しめた。数日後、李さんを和竜市留置場に監禁した。

  李さんは警官に残酷な拷問で自白を強要され、身体をひどく傷つけられ、病院へ送られて緊急措置を受けた。10月4日、李さんは全身傷だらけの身体で魔の巣から逃がれ、それ以降、放浪生活を送るようになった。

  李さんが放浪していた時、和竜市の裁判所は2009年5月14日、申さんに対して根拠のない罪名で、懲役8年の不当判決を下した。

  それから間もなくして2009年7月27日、和竜市公安局は再度、李さんを自宅から連行して不法に拘束し、残虐な拷問を加え、苦しめている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年12月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/30/213554.html

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