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自由時報:法輪功迫害により、江沢民らがスペイン法廷に起訴される

(明慧日本)台湾『自由時報』は12月1日、スペイン全国管区裁判所が江沢民らへの起訴を受理したニュースを報道した。スペイン国立法廷はこのほど、法輪功への迫害を行ったとして江沢民ら5人の中共高官への起訴を受理、「ジェノサイド 」(集団虐殺罪)と「拷問罪」の容疑で江沢民ら5人に調査の回答を求める書類を送達、期限内に返答がなければ、裁判官が逮捕状を発付する可能性も出てくる。

 スペイン全国管区裁判所の裁判官イスマエル・モレノ氏(Ismael Moreno)は、2年にわたる調査の末、上述の決定を下した。法輪功の弁護士イグレシアス氏(Carlos Iglesias)は、被告の5人が6週間以内に返答しなければ、国際逮捕状の発付に直面する可能性があると話す。彼らはスペインとの締結国に入国した場合、スペインに引き渡されることになる。

 この案件は、2004年スペイン法廷に拒否されたことに始まる。2006年、スペイン最高裁判所はモレノ裁判官にこの案件を調査するよう命じた。そして、裁判官は「普遍的管轄権」によって江沢民ら5人への起訴を受理した。「普遍的管轄権」は、人道に対する罪や虐殺がどこで、いつ起きたかに関わらず適用される。起訴を受理した根拠として、迫害されている法輪功修煉者や家族の書面および口頭による陳述、アムネスティ・インターナショナル、人権観察組織、国連人権委員会の報告などの証拠による。

 「普遍的管轄権」により今年5月、スペイン全国管区裁判所はチベット弾圧事件についても調査し始めたという。

 2009年12月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/2/213705.html

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