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スペインのメディア:江沢民への訴訟が予審を通過

(明慧日本)スペインの全国紙EL MUNDO(エルムンド)は11月14日、中国前国家主席・江沢民および4人の中共高官の法輪功への迫害が「ジェノサイド」と「拷問罪」に当たるとして予審を通過した。予審の段階で情報収集したスペイン全国管区裁判所のイスマエル・モレノ判事はこのほど、中共政権高官に対する審理の開始を決定したという。

 法輪功側の人権弁護士・イグレシアス氏によると、モレノ判事は法輪功の訴訟案を審理へ持ち込んだという。本訴訟案は2006年から調査が始まった。

 イグレシアス弁護士の話によると、今回の決定は、原告が提出した全面的な証言と証拠、被害者である7人の法輪功修煉者の口頭による証言、アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウオッチ、国連人権委員会の報告書などに基づいた結果である。

 スペイン全国管区裁判所が法輪功修煉者による訴えの提起を受けたのは2004年のこと。被告は中共の前国家主席江沢民、中共の政治協商会議主席の賈慶林、前商務大臣の薄熙来、前公安部最高指導者および中共政治局常務委員会委員の羅幹、中共の前規律検査委員会書記の呉官正の5人である。

  2009年12月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/2/213706.html

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