■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/12/05/mh062484.html 



正念を持って正しく行い、法の中で精進する(二)

文/台湾の大法弟子

(明慧日本)

 法を最重要視し、そして法を実証、衆生を救い済度する

  台湾に戻ってから、心の中では常に香港の衆生のことが気がかりでした。香港は同修の支援を切に必要していると認識しました。そのような状況の下、自分には十分な条件が整っていると判断し、3月末に台湾のハイテク産業での仕事を辞め、香港に行き、真相を伝えることに専念することにしました。

 香港に行ってからの半年間は、2年間の中で最も辛い時期でした。人手が常に足りないため、いつも朝から晩まで駆け足でした。朝6時から街頭で大紀元時報を配布、10時過ぎには観光スポットまで身長の半分の高さの四輪車を押して行き、迫害の真相を放送するテレビ、スピーカーなどの器材、看板などを設置します。正午のランチタイム、人々が付近のレストランに相次ぎ集まり、私は真相を伝え始めます。午後2、3時までその間はずっと休まないのです。その後、真相資料を回収した四輪車を押して再び別の観光スポットに駆けつけ、そこで午後5時過ぎまで真相を伝え続けます。夜はグループ学法し、毎日「転法輪」2講を読み通します。夜12時に発正念が終わってから、疲れ果てた皆さんは寝床に入ります。翌日また継続します。スケジュールはすでにビッシリと詰まっています。身体の消業あるいは魔難・妨害も絶えませんでした。ほぼ、1、2週間おきに一度は遭い、毎回1、2週間続きます。いわゆる、消業が終わった数日後、また、次の業がやってくるとのことです。ここが痛い、そこが痛い、寒気がしたり熱くなったり、しかし、私はこれらをまったく重く受け止めずに、真相を伝えを続けました。

 毎日、観光スポットに行けば、どんな状況にも直面します。心を正しく持っていなければ、妨害がやってきます。衆生から突然、よくない言葉をかけられたり、あるいは、邪悪が常人を操って真相を伝えるのをかく乱したり、随時に心性の試練に直面します。心が動じるかどうか、忍を保てるかどうか、動揺せずに依然と慈悲の心を抱いて人を救うことができるかどうかをみるのです。それに加えて、香港の法律は、台湾からの入国者は一回につき14日間しか滞在できないと定められています。そのため、2週間に一度は出入国審査の試練が待っています。香港のこのような心身の環境、時間が緊迫する圧力の中、一つの難関がうまく乗り越えられなければ、すぐに次の試練がやってきます。だからこそ、完全に執着心を取り除くと強く決心しました。一旦、自分が周りの環境と調和していないと気づくと、必ずできるだけすぐに内に向かって探して取り除き、絶えず良くない人心と思想を否定・排除し続けました。

 6ヶ月目のときに、身体は体験したことのない魔難に遭いました。顔半分と耳が腫れ、髪の毛が大量に抜けました。食事が喉を通らなくなり、少しでも食べると吐いてしまうため、少量の液体を飲み込むしかできません。生まれて初めて身体が自分のものではないと感じ、どんなに頑張っても力が出なかったのです。6階からの上り下りもどうやってできたか分からないぐらいです。一つ一つの階段の上り下りは非常に困難でした。普通は四輪車を押して徒歩20分で到着できる観光スポットでしたが、その時期では1時間近くかかりました。どんなに体が苦しくても、私の心の一念は永遠に衆生のことであり、終始変わらない。自分に対してこう言い聞かせました。「私は大法弟子です。私は観光スポットに行き、真相を伝え、衆生を救いに行きます。誰もこのことを変えることはできません」

 このような状況が約3週間続きました。まるで自分には何もかもなくなったようでした。人を救う意識だけがあり、三つのことを堅持して行うことを支えていました。後で、ある日突然、体中が骨から発熱し、足の裏が熱くてまるで火に焼かれているようでした。靴をぬいで足を冷たい床に置いても熱いのです。後で、体が徐々に回復しました。それから、私は突然生まれ変わったかのように、修煉のレベルが大きく突破しました。朝から晩まで、どんなに忙しくてもまったく疲れも眠気も感じません。その超常的な状況に、私は心性の高さは功の高さであると深く実感でき、そして、師父がなぜ再三私たちに対し、心性の要求を第一にしているのを真に理解できました。

 振り返ってみれば、自分がその過程においてそれほど意志を堅く持ち、大法の中で純正で無私、ただ人を救うという純粋な一念だけを抱き、自分のことをまったく考えずに、恐れる心も持たず、何もなかったのです。これはまさに、宇宙中で最も純正かつ偉大な大法が、本質から生命を変えて育成できた生命だからです。未来の宇宙がなぜ円容不破に達せるのかという理由を私は認識できました。すなわち、大法は真にすべてを正し、生命の私(し)の要素をすべて取り除くことができるのです。それらは、旧宇宙の衆生が変異、堕落してそして、成・住・壊・滅が生じる根本的な原因です。しかし、大法は一つの生命を無私し、常に他のためにと変えることができ、根本から宇宙の属性を変えることができます。偉大なる師父! 偉大なる大法!

 (続く)

 (2009年アジア法輪大法修煉体験交流会)

 2009年12月5日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/27/213367.html

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