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正念を持って正しく行い、法の中で精進する(三)


文/台湾の大法弟子

(明慧日本)

 発正念して大法の無限大の威力が現れる

 香港での着実な修煉の過程において、私個人にとって最も大きな変化は、物事への見方と理解が根本から変わったことです。以前は常に、人間界の表面空間で起きたことに基づいて考え、対処の方法を判断していました。対処の方式も人間の手段に留まっていました。人間界の表面空間は他の空間の高層生命に操られているので、真相を伝えて衆生を救い済度する過程で妨害されたことや、修煉者が隙に乗じられて迫害を受けたのは皆、邪悪が他の空間で操ってもたらした結果だと思います。ですから、正念を発して、修煉者が大法の中で修めた力、すなわち他の空間にも発揮できる力で法を実証することは、もっとも神聖でもっとも重要なのです。法に基づいてこの理を悟ってから、私は常に発正念の状態を保ち続けました。全世界の同時発正念の時間のほか、さらに発正念の回数と時間を増やしました。正念が生じると法の実証と衆生を救い済度することができます。正念を発して、他の空間における空間場全体と、衆生の背後および自身の空間場のすべての邪悪な妨害のものを取り除けると私は認識しています。観光スポットでの真相伝え、あるいは、いかなる大法の仕事でも、私はまず発正念を行います。体がまだついて来ていなくても、事がまだ成し遂げられていなくても、正念を先に発します。他の空間が正されて、人間界のことも自然に順調に行えます。

 正念を発し、何も求めないという着実な修煉の過程において、私は予想外のたくさんの成果を得ました。思想業の妨害がますます弱くなり、定力、念力がますます強くなり、思想もますます明確になり、学法するときもどんどん頭に入るようになりました。そして、法理もよく理解できました。発正念をよく行えば行うほど、向上できることを実感し、師父が私たちに与える法の力は無限大に感じます。私が悟ったのは、発正念は一人の修煉者がよく習得すべき能力であり、その力はすべての空間を制することができ、その力を用いて法を実証し衆生を救い済度すれば、大法の威徳がきっと現れます。

 去年5月、中共は香港での五輪トーチリレーを計画しました。香港警察当局は非常に緊張して、非常に物々しい警備を敷きました。出入国の審査も非常に厳しくなり、邪悪はチャンスをうかがって、大法弟子が香港で法を実証し衆生を救い済度する活動を妨害しようとしました。当時、香港に滞在できた台湾同修は7、8人しかおらず、人手が非常に不足していました。トーチ入りする一週間前、私を含めて5人の同修はいったん香港から出なければならなかったのです 。そのうち3人が一日目に強制送還され、いかなる理由説明もなかったのです。翌日、もう1人の同修も強制送還されました。その翌日には、私が出国する日でした。当時、私はすでに香港で1年近く滞在し、パスポートにも出入国記録がたくさん押されており、空港の出入国審査の職員は一目見ればすぐわかるはずです。同修の事例からみれば、強制送還される可能性は非常に高かったのです。

 出国する前日の夜、香港の同修は私に、出国してから他の地区で一定の期間を滞在してから、五輪トーチが去ってから戻ってくるほうがより安全ではないかと勧めました。いま振り返ってみれば、その当時、冷静で強大な正念を持ち、師父と大法を固く信じていたので、私は淡々と冷静に答えました。「いかなる影響もないでしょう。私は同日に戻ってきます」その日に出国してから、私は約5時間あまり学法・発正念し続けました。香港に入国するとき、空港の入国審査の窓口に向けて、私は心から強大な正念を発しました。まるで、すべての空間が全部静止したように、このような強い一念を同時に発しました。「邪悪たちよ、あなたたちは大法にこれほど膨大な罪を犯している。一人の大法弟子は香港でどれほどの衆生を救い済度できるのか。なのに、あなたたちは恐れず迫害して大法弟子を強制送還している。その罪は絶対に許されない。法は絶対にお前たちを容認しない。もうすぐ私が香港に入国して衆生を救い済度する。誰かが阻止したら、すぐに解体させる」 当時、入国審査の職員全員が非常に固い表情で、真剣に一人一人を検査していました。特に、外国からの入国者に対しては質問を行ない、すべての窓口に長蛇の列ができていました。私の番が来たとき、職員はビザを一目みて入国許可の判を押しました。質問もほとんどしなかったのです。

 本件を通して私が認識できたのは、邪悪が法を正すことへの妨害はあらゆる隙を狙っています。完全に取り除かれるまでに、邪悪は手を尽くして破壊作用を働こうとするのです。別の角度から認識すれば、人間界のこの空間の生命は本当にとてもかわいそうでとても弱いのです。旧勢力は三界内の生命を草のように扱い、いかなる他の空間の卑しい鬼すら人間を操ることができます。いったん彼らの背後の要素を根底から取り除けば、大法弟子の前では、大法弟子の正念に沿って協力するしかありません。1人の人間がどうして神に抵抗できるのでしょうか!

 (続く)

 (2009年アジア法輪大法修煉体験交流会)

 2009年12月6日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/27/213367.html

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